概要
ジキルとは運命の巻戻士に登場するキャラクター。ハイドのもう一つの人格。
「めんどくせえ」が口癖。
ニコニコした糸目が特徴。ハイドの髪型を逆立てたような髪型をしている。モノクルを付けておらず、ジャケットを脱いだベスト姿である。傘の中に仕込んだ刀が武器。
プロフィール
性格
口調が荒く好戦的。後述の能力、「省略」を使うが、人を殺す時は「省略」せずに死ぬところを見たいという残虐な趣味を持つ。
省略(スキップ)
「自分の時間をスキップする」能力。刀で「斬る時間」を「省略」し、瞬間的に斬りつけることが可能。(どの程度の時間を「省略」できるのかは不明)
どこかの誰かさんと能力が似ているが、こちらは「自分の行動時間だけ」を消すため攻撃そのものに過程がない。また、現実時間は一切進まないので、実質的な瞬間移動+攻撃である。一応、攻撃される位置が分かっていれば対応は可能だが、ジキルがわざと挑発に乗ったりしない限り、防がれることはまずない。
使われる側からすれば防御、回避が基本不可能であり、しかも描写上そこそこの連発が可能。「仕組みが分かったところでどうしようもない」タイプの能力であり、No.3の片割れに相応しい能力といえよう。
活躍
ハイドが拘束された後、隠していたタイムマシンを使用して登場。いきなりゴローの右腕を切り落とすというエゲつないことをやってのける。
転送を試みたスマホンも破壊。クロノも仕留めようとするが、
ゴローの携帯の機能#003“強制転送”(ウィズドロー)によりクロノとチャイヌを逃がす。
その後、ゴローとの一騎打ちになるが、ゴローの隠し持っていた「開眼」の前に敗北…
…したのだが…。
関連イラスト
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関連タグ
運命の巻戻士 クロックハンズ ハイド 二重人格 ジキルとハイド
!ネタバレ注意!
ジキルの過去
ハイドもまたチャイヌと同じ、タイムマシンによるタイムパラドックスの被害者の一人である。自らを息子として誕生させてしまった恐怖で「自分自身」から逃げ出し、「ジキル」という新たな人格を生み出した。その目的は自分自身、「ハイド」を殺すこと。
「ハイド」を生まれてきてはいけない存在と称して殺そうとしたところを、クロックハンズ“一時”(ワンオクロック)に止められ、タイムマシンをこの世から消す計画に加担することになる。
ハイドのチャイヌに対する心無い発言も「自分自身の境遇と重ねていたから言うことができた」、または、「ジキルの人格がハイドを侵食しつつあり、ハイドの本心ではない」とも捉えることができる。
余談だが、元ネタである「ジキルとハイド」では「ジキル」が善の(あるいは善であることを試みた)顔で、「ハイド」が悪の顔である。