概要
2022年8月12日、バーバパパによって投稿された動画。
ジャイボールの聖地とされる大阪の「バトル公民館」で、お盆の時期に行われた、全国高校ジャイボール（jaiball）選手権の試合動画。
試合中継という体の動画であるため、台詞にやや遅れて字幕がつくという演出がなされている。
どうやらこの世界では「ジャイボール」という球技が広く認知されており、高校ミュージカル最高峰の球技とされているらしい。
本動画では、赤コーナー「西松屋山東高校南高北校」と青コーナー「大分及熊本九州国際経済産業工業学院高校学園」の試合が行われている。
登場人物
西松屋山東高校南高北校ジャイボール部
本試合の赤コーナー。校名の略称は「西松東南北」。
全国公演初参加。応援席の横断幕には「心知技賭体」と書かれている。
正岡修帝
2年AT。
中学時代はサッカー部に所属していたため、足技が得意。
「ため」を作る際にはカポエイラやブレイクダンス風のアクロバティックな動きを見せる。
劇中では「ムーンサルトエチケット」という技を披露していた。
ソムチャイ上田Kアマルガム
2年DS。色黒で名前からして東南アジア系の顔立ちをしている。
細身だが、正岡を持ち上げながら走ったりそのまま軽々と投げ飛ばしたりと相当に力持ちな様子。
ただし出場選手の中ではやや動きが鈍く危機感も少ないため、右肩にまんまとボールを奪われるなど、隙が多い。
大松の「大砲」を警戒する正岡に「やっちゃいましょ」と余裕の笑みで背中を押すなどムードメーカー的な振る舞いをする。
大分及熊本九州国際経済産業工業学院高校学園
本試合の青コーナー。校名の略称は「OK9IEIIGH.SG」。
去年の準優勝チーム。応援席の横断幕には「努力を裏切らせるな!!!」と書かれている。
大松豪運
2年AT。大柄な体格をしている。
「ため」を作る際にはクラシックバレエや新体操風の振り付けで美しく舞う。
劇中では「浮遊玉」「奇麗な円を描く」「wifiを飛ばす」などの技を披露していた。
右肩屈伸
3年DT。やたら小柄で線が細く、なぜか色の変わるとんがり帽子を被っている。
名前通り延々と右肩を伸ばすストレッチをやっていたり、やたら肩を左右にブレさせる変なフォームで走ったりと全体的に珍妙な振る舞いが目立つ。おそらくストレッチマンがモデルになっていると思われる。
jai吹奏楽部
ジャイボール選手権公演で吹奏楽を担当していた。
何故か全員女子でトロンボーンしかおらず、同じ髪型（おかっぱ頭）。それでも実力は高く完璧な演奏をこなし、試合全体を盛り上げていた。
試合の流れ（⚠️ネタバレ注意）
先攻は赤コーナー。
試合の初めは正岡とソムチャイのコンビ技。
正岡選手はムーンサルトエチケットを決め、大松に攻撃するが、ボールを奪われる。
ここから青コーナーのターンとなる。
大松はボールとともに美しく舞い、浮遊球を決め、wifiを飛ばす。
しかし、ための長さから「大砲」を打とうとしていることをソムチャイに見抜かれ、正岡にボールを取られる。
正岡とソムチャイはボールを持って逃げる。そして2人のコンビ技により、大松への攻撃がヒット。
アタックフェーズを使い果たし、試合は激しいボールの奪い合いへ。正岡が大砲を打とうとしたが、大松に阻止され、ソムチャイに下から持ち上げられ空中戦に突入。（観客から見えているかは不明）
正岡は大松の大砲を止めるため、必死でボールを取ろうとするが、大砲は大松ではなく、右肩であることが判明。着地した後は場外の都市部でボールを奪い合い、場内に入る。
大松は右肩にボールを渡すが、正岡は壁を走って止めに行く。
最後は右肩が天へと大砲を打ち上げ、試合は終了する。
爆発したボールから紙吹雪が散り、全員が喜ぶ。
どちらが勝利したのかは不明。（青コーナーの勝利と考えるのが自然ではある。）
関連イラスト
