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にょーり君

にょーりくん

「愛媛暗殺協会」制作の3DCGアニメーション。 もしくは主人公の『にょーり君』を指す。
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概要編集

バーバパパ(YouTuber)の自主制作アニメーション。2024年1月時点で第四話まで公開。不定期投稿だが人気の高いシリーズの一つ。


伊予松山竜王(ドラゴンキング)高校に通う「にょーり君」とその仲間たちが一流の暗殺者を目指す物語である。

妖怪や呪霊などの要素があるため、一部のファンからは「これは実質呪術廻戦」などと比喩されることも。


東北きりたんが歌うエンディングテーマも一聴の価値あり。


スポンサーは4話時点まで一貫して「そんなものはない」の提供でお送りしている。


登場キャラクターのリアリティー溢れる掛け合いやギャグパート、BGMやミュージカルパートなどが絶妙にマッチしていることと、不気味かつ難解な作風の多い他のバーバパパ作品とは対照的に控えめな表現かつ王道的で分かりやすいストーリー構成を持っている等の点から注目を浴びている。


2021年9月公開の第三話を最後にエピソードの更新が途絶えていたが、バーバパパが2022年9月11日に行ったライブ配信にて、第四話について「ストーリーの展開に現実の社会情勢が追いついてしまい不謹慎になる」ことを理由に公開を断念したことが明かされていたが、2023年12月31日に4話が公開された。


チャンネルリンク編集

バーバパパ


登場人物(⚠️ネタバレ注意)編集

にょーり君編集

イラストまとめ(ほぼにょーり君4話)

「この力で誰かを守れるなら、それが自分に力が与えられた理由なんだと思います」

  • (竜騎士中学校3年→)伊予松山竜王高校1年
  • 部活動:元格闘部
  • インターン:オカルト部門→ディジタル部門
  • 使用コマンド:不明(黄色のオーラ)

本作の主人公学ランがはち切れそうなほど大柄で筋骨隆々な男子高校生。本人曰く「成長が早い」とのことだがそんなレベルではない。千原兄弟に似た顔立ちだが、モデルとなっているのかは不明。EDなどでは二足歩行だが、ゴリラのような歩き方になることもしばしば。

「フヒィ」という笑い方が特徴。普段は大人しく穏やかな性格だが、戦闘時などは強気で早口になる。


本名は「須賀 則男(すが のりお)」。デビス君との自己紹介で「のりお」を噛んでしまい、「にょーり君」というあだ名が定着した。


毎年数多くの優秀な暗殺者を輩出する「伊予松山竜王(ドラゴンキング)高校」に通い、仲間たちと共に一流の暗殺者を目指している。中学生の頃は格闘部所属だったが、強すぎる力をコントロールできないという理由で補欠に。中学3年になるとその反動で高圧的な性格になるも後述の九重八木と中本の件により現在の性格になった。

とはいえ、子供や犬などの対応や会話からして優しい性格なのは本来らしい(法王猊下である鬮ョサ髯句ケ鬯セセとの会話にて『にょーり君第4話』)。


パンチをするときは基本左を使っているが、誰かを守るときや、風圧拳を撃つときに限り右手を使う。この事を受け、第三話のコメントでは「大怪我を負わせたことがあり、力を封印する為に右手を使わない」という考察がされている。

第二話の概要欄で九重八木の分析により気功(のコマンド?)を扱えることが示唆されたが、その時点では「全く安定していない」と言われていた。同話から本格的にコマンドを使う修行を始めるが、第三話終盤に至る迄、妖怪や守護霊などの存在を認識できていなかった。その為か、「おまえは!UNKOMAN!」というセリフの時、「うわー」や、ワンテンポ遅れた「UNKOMAN!」となっていたり、デビス君のリリアンカイザーを踏み潰したりしている。


「インク切れ」では鍵盤の演奏を披露。


デビス君編集

4話

「ああ、僕のリリアンカイザーが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

  • 伊予松山竜王高校1年
  • 部活動:元かくれんぼ部
  • インターン:オカルト部門→ディジタル部門
  • 使用コマンド:呪力(緑色のオーラ)

第二主人公にょーり君のクラスメイトで親友

ほぼ二頭身の体に薄毛と出っ歯という奇特な外見は、ちくわ妖怪から妖怪だと間違われる程であった。にょーり君と同様に「フヒィ」と笑う癖があり、二人の間では無線通信の「どうぞ」のような役割を担っている。


本名は「志賀 末綱(しが すえつな)」だが、なぜか「デビス」を自称する(4話では「デビス志賀」とも)。


中学時代はかくれんぼ部所属、男子シングルで四国大会に出場経験あり。その俊敏さはにょーり君も思わず見失うほど。第二話では修行の末、守護霊「リリアンカイザー」を呼び出せるようになるが…。


見た目通り非力だが、気配を消したりいち早くコマンドを習得するなどの素質を持っている。尚、第四話で、自身に掛けた呪いを解き放つシーンがあったので、元より呪いを習得していたのではないかと思われる。


もう一人のデビス君編集

「おいお前今俺の頭のことなんつった!」

第4話にて戦闘中に自身に掛けた呪いを解き放つことで、話し方と容姿がジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けないに登場する、東方仗助に似る形で変わった(敵には散髪扱いだったが)。

普段の純粋で幼げなデビス君とは違い、古賀を威勢良く呼び捨てするなど性格が男らしくなったが、会話の内容からしてかなりの天然ボケ


リリアンカイザー編集

デビス君の守護霊。茶褐色でもはや呪霊に近い見た目をしている。初登場でにょーり君に踏み潰される・妖怪退治の任務中に古賀時雨に間違って攻撃される・写されないまま敗北する…等々、不憫な役回りが多い。

リリアンカイザーが受けたダメージはデビス君へ反映されてしまうようだ。


益子先生編集

「今年の一年も退屈しなさそうだね……ふっ」

ある芸能人にそっくりな高校教師。家庭科担当。ラバースーツのような黒い服を着ているドラァグクイーン。良く何処かへ消えたり、顔を覆ったりする。


ゲイでにょーり君のように筋肉質な男性が好み。

傍若無人な性格で「〇すぞこの野郎」を口癖とする一方、にょーり君の過去の話に涙する優しさや、生徒に精進料理を振舞う面倒見の良さも見せる。


にょーり君たちの勇気と実力に可能性を見出し、第2話では彼らをオカルト部門、第4話ではディジタル部門のジョブマッチインターンに向かわせた。


九重八木七男(くえやぎななお)編集

「思いのほかタフですね ゴリラかと思いましたよ」

思いの外タフですね、ゴリラかと思いましたよ

  • 神竜中学校3年
  • 部活動:オカルト部門
  • インターン:不明
  • 使用コマンド:霊力(黄色のオーラ)

第二話「修行するぞ」から登場。オカルト研究会に所属。モヒカン頭と尖った顎が特徴。にょーり君・デビス君の一つ下で、神竜中学校に通っている。にょーり君たちには敬語で話すが素は関西弁。なぜか常時裸足である。バーバパパの「地球滅亡の原因これ【アニメ】【ラップ】」に出演しているミーミチンに良く似ている。


本編一年前に行われた「全国中学生武闘大会」の決勝でにょーり君と熱戦を繰り広げる。


霊力などの見えない力「コマンド」を武器としており、二人の修行を手伝うことに。


5歳の頃にコマンドを覚醒するも、驕ることなく鍛練と努力を続けてきたが故に当時才能だけで勝ち上がったにょーり君を敵対視しており対戦時は慇懃無礼な態度を取っていたが、現在は打ち解けたのか冷静なツッコミ役となる。

今何時?今何時?

第二話の劇中ミュージカルパート「インク切れ」ではメイン扱い。


???編集

「それでは基本技術も身についたようですので任務を与えようと思います」

第二話「修行するぞ」から登場。第四話の時点では名称不明。オカルト研究会の部室で、長机の上に座っている人物。

上半身裸で濃い髭面が特徴。非常に小柄で、九重八木の手に乗るほど小さい。

第三話の冒頭でにょーり君たちに丁寧な口調で任務を与えていたが、生徒なのか教員(顧問)なのかは不明。「インク切れ」にも登場。


古賀時雨(こがしぐれ)編集

「かなり強い妖力だ、がんばれデビス君」

古賀時雨

  • 毒竜中学校2年
  • 部活動:奇術部
  • インターン:死体処理部門
  • 使用コマンド:魔力(緑色のオーラ)

第三話「ウンケメン」から登場。九重八木の知り合いで、毒竜(ポイズンドラゴン)中学2年生。

明るい茶髪でよく見ると眉なし。独特なルックスが多い「にょーり君」シリーズではイケメンの部類に入る。九重八木同様、基本ツッコミ役で普段は礼儀正しいが、思春期特有の反抗期かつ悪態の時がある。


ちくわ妖怪の能力で動けなくなっていた九重八木たちの前に現れ、そのまま一緒に戦うことに。なかなかの切れ者で、九重八木のジェスチャーの意図やウンケメンの攻撃(?)の弱点を見抜いていた。


にょーり君とデビス君がニックネームで自己紹介したため、そのまま呼んでいる。


ウ”ィ”エ”の概要欄に登場する古賀時雨と同一人物と思われる。


儀賀電影多(ぎがでいた)編集

「こんにちはギガゆっくりだぜ」

古賀と儀賀

(左の人物)

  • 毒竜中学校2年
  • ディジタル部門

にょーり君第4話から登場した古賀と同じ毒竜中学校2年。

思春期らしく姿勢や話し方にあどけなさが残る。優等生でしっかり者だが、初対面の挨拶早々(戦闘の合図と誤解したとはいえ)にょーり君たちの友好のサインでもある「フヒイ」を鉛玉と一緒に返す(さらにコマンドを使った2発目をお見舞いしようとして古賀に「洒落にならない」とこっぴどく怒られた)、「その顔似ていない」「あんた誰?」とにょーり君の顔を無理矢理戻すサディスト、良く言えばユーモアがある。


野心家で自身の開発した脳に直接記憶を書き込む学習システム「THAT」を使って、自分の記憶を他人に書き込めば大量の自分を量産する事ができ、「個性を破壊して自分しかいない、全く新しい考え方(=ハッピーの分配法則)の国家」を作れるのではないかと妄想していた。それを見ていた古賀は「思想大丈夫か?」と呆れていた。


戦闘では主に拳銃や分解兵器を具現化して戦うが、コマンドと思われるオーラを使った攻撃、防御法も習得している。


敵側編集

ちくわ妖怪編集

「妖怪の君なら分かるよね?」

ちくわに顔が付いた妖怪。一人称は「ぼき」。舌っ足らずな話し方で、語尾に「にょ」を付けて話す。

仲間と共にデモをしている(テーマは「妖怪差別をなくせ」「動物は食べ物じゃない」「増税反対」などバラバラ)。

妖怪退治に来たにょーり君たちの前に現れ、"マーキング"と称して彼らの動きを鈍らせることに成功。しかし市内の結界に気付いた古賀に踏み潰され、あっけなく消滅した。出番はわずか40秒程度であったが、その強烈なキャラクターで視聴者に印象を残した。


ウンケメン編集

「人を見た目で判断するな、といういい例だ忌々しき人間よ」

第三話「ウンケメン」で登場。とぐろのような体型で顔面に「う」と書かれた白文字と全身が苔のようなもので覆われた見た目の妖怪で市内に巨大な結界を張った犯人である。

他人に「UNKOMAN(ウンコマン)」呼ばわりされると即座に訂正する。ぬるぬるかつアクロバティックな動きと、芝居がかった口調が目立つ。

しかしその間抜けな見た目や言動とは裏腹に強い妖力を持ち、「作り出した固有結界(ウンケメンワールド)に相手を閉じ込める」「ウンケメンの称号を贈与(非課税)することで相手をウンケメンの姿・思考に変える」といった厄介な能力を持つ。

試練と称してにょーり君一行をウンケメンに変えようとするが…。


クチドコヤネンケメンズ編集

「縄張リニ侵入者ガ入ッタナ」

東ジパンゴ共和国・東狂を縄張りにしている人外。縄張りに侵入してきたにょーり君達を排除しようと襲撃する。

長身かつ、人間の様な姿をしているが、顔がないうえにウロコがある。

性別は不明だが、男性と思われる。

デビス君に「どこの床屋に行ったか聞いてんだよ」「てめえいつ散髪に?」と喧嘩腰で聞くなど、意外とガラが悪い


その他編集

編集

『怪奇!!ッッ犬散歩!!ォ』にてにょーり君が散歩しているウ”ィ”エ”でよく似た犬が実写で登場する。正体はたわしだった。


中本怜編集

第二話概要欄で存在が仄めかされる。中学生武闘大会から約半年後、当時にょーり君の素行を注意したところ自分に喧嘩を売ってきたため彼を記憶が一部失うほどフルボッコにした。


??????仰神(法)(鬮ョサ髯句ケ鬯セセ)編集

あるいは最高位人権道徳者を目指しなさいに登場したキャラクター。迷子と思って語りかけてきたにょーり君の言葉を真似していた事や人語が拙い事等から、一部では「上述の話よりも前の時系列にあたるのではないか」と考察される(しかし、演技わざと等ふざけている可能性あり)。

第四話冒頭では青い目をした個体(同一個体かどうかは不明)も登場。周囲には????????卿の同胞のものと思しき四肢が散乱し、いかにも凶悪な笑みを浮かべながら拳の一振いで大きな地割れを起こすシーンがある。


????????卿(名前は解読不能)*編集

鬮ョサ髯句ケ鬯セセと共に『あるいは最高位人権道徳者を目指しなさい』に登場したキャラクター。全く同じ姿形をした同胞らしき者が何体も存在する。

「外側の観測者」からの反応を頼りに、「設計者」なる存在を求めて地球にやってきたとのこと。



用語集編集

ジパンゴ列島編集

現実の日本に酷似する島国。かつて「ジパンゴ」という一つの国であったが、現在では「東ジパンゴ共和国」「西部連合」に分断されている。

『腦』『堪能させ賜ふ其方の体』作中では同じ列島の地図が登場する。


西部連合編集

元々は「ジパンゴ」から独立した西側の藩が集まったものだが、世界的には「不法占拠している」という見方をされている。

元のジパンゴの同盟国「Acirema(エーサレーマ)」や別派閥で手を組んでいる「シーナ」がいつ加勢に来るかわからない状況との事(『あるいは最高位人権道徳者を目指しなさい』作中の速報によると、この二つの勢力は休戦を表明し「新王国の動向を伺う」としているが、現時点での詳細な関連性は不明)。


東ジパンゴ共和国編集

ジパンゴの東経136.67度線より東側にある国で、首都は東狂

ディジタル部門は常に東ジパンゴ共和国の動向を確認していたが、作中では最近データが途絶え、衛星映像では街が破壊されていた。


愛媛暗殺協会編集

  • 読み:エターナルラブあんさつきょうかい

人類を使った生態エネルギーの採掘が目的で地球に住み着き社会に紛れ込み、国や地域の根幹にも侵食している『外来種』に抵抗すべく出来上がった団体で、外来種を社会秩序を乱す事なく処理するのが目的とされる。

協会では特に「暗殺者の育成」に力をいれている。


伊予松山竜王高校編集

  • 読み:いよまつやまドラゴンキングこうこう

愛媛暗殺協会の管轄であり、毎年多くの優秀な暗殺者を輩出しているとされる暗殺者育成機関。愛媛暗殺協会のメンバーは多くがこの協会内部の出身で、幼い頃から暗殺の教育が施される。

高校卒業後は大多数が愛媛暗殺協会の各部門に配属されるが、任務が非常に細かく細分化されていることから、優秀な人材であっても部門と適合しない可能性があるのがネック。

この課題を解決するのがインターン制度で、中学生以上であれば誰もが応募資格を有している。中でも優秀と認められた者はジョブマッチングインターンに応募することが許される。

伊予松山竜王高校の教師は教師一人につき三人まで推薦でき、教師自身の評価対象となる。


竜騎士中学校編集

にょーり君の出身中学校。読みは不明だが、他の例を見るに「ドラゴンナイト」と思われる。


神竜中学校編集

九重八木七男が所属する中学校。読みは不明だが、他の例を見るに「ゴッドドラゴン」と思われる。


毒竜中学校編集

  • 読み:ポイズンドラゴンちゅうがっこう

古賀時雨と儀賀電影多が所属する中学校。ウ”ィ”エ”の動画概要欄における小説に古賀時雨がにょーり君シリーズより先に登場していた事から、北野正念龍(キタノジェネラル)の教育実習における赴任先と思われる。


ジョブマッチングインターン編集

一部の優秀な学生を対象とした、短期間で様々な部門を体験できる制度(愛媛暗殺協会のインターンには危険な任務もあるため、通常のインターン制度では参加できる部門の数に限りがある)。にょーり君とデビス君は益子先生に推薦され、この制度に参加している。


オカルト部門編集

九重八木が所属するサークル。オカルト研究会とも。

一般的なオカルト部(霊や超常現象などを対象とした同好会)とは意味合いが異なりコマンド(魔力や呪力、霊力などの一般には見えない力)を持つ暗殺者を擁する組織である。基本技術が身に付いた者にはインターンとして妖怪討伐など超常現象を解決する任務が与えられる。


ディジタル部門編集

儀賀が所属するサークル。

電脳兵器や高出力装置の制御システム、脳に直接記憶を書き込む学習システムである「Technology Healthcare Amaging Technology(原文ママ、略してTHAT)」の研究開発運用を行っている。



バックナンバー編集

話数動画備考
1にょーり君記念すべき第一話
1.0.1~1.1.1怪奇!!ッッ犬散歩!!ォにょーり君と愛犬と奴らの襲来
2修行するぞ修行編。九重八木七男が初登場
2.5インク切れ第2話の劇中ミュージカルパート
3ウンケメン初めての任務。古賀時雨が初登場
4にょーり君第4話儀賀電影多が初登場・特別出演【あるいは最高位人権道徳者を目指しなさい

関連イラスト編集

オカルト部門のみなさんにょーり君まとめ1

関連タグ編集

バーバパパ(YouTuber)

youtube 自主制作 3DCG


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