………。
黒い風が泣いてる……。
あなた達のうち、誰か一人…… 死ぬよ、もうすぐ……。
解説
古代(B.C.12,000)において女王ジールの長男として生まれたジール王国の王子。ラヴォスの力に魅せられて元の心の失った母ジールを外身は同じだが既に別人だと断じて、姉サラと愛猫アルファド以外に対し心を閉ざしている。
王家の血筋ながら全く魔力を持たないと言われていたが、実際にはサラすらも超える絶大な魔力を秘めており、心と一緒に自ら封印していただけであった。生まれつき「死」を感じる力があるらしく、その予兆を「黒い風」として感じているようである。
本編中の出番
古代の町エンハーサにて出会い、クロノ達のうち誰かが死ぬと不吉な忠告をして、王宮へ去っていく。「黒い風」を感じとった不安を和らげるために気遣ったサラからお守りを受け取り、ジールに呼び出された姉を見送る。なげきの山が落ちたことでボッシュが開放されたことを察し、彼に会うために訪れたサラとともに地の民の村アルゲティに訪れる。ジールの命令でサラを連れ戻しに来たダルトンに歯向かうも一蹴されてしまい、彼女を救うために再び王国へ戻る。その後、ラヴォスの目覚めによって引き起こされた大災害のさなかにボッシュとともにゲートに飲み込まれたことがアルゲティの長老の口から語られ、消息不明となる。
クロノたちが関わらない本来の歴史の流れでは、女王ジールがさらなるラヴォスエネルギーを得るために建設させた海底神殿で本編同様ラヴォスが暴走し、姉を心配し海底神殿まで追いかけてきたジャキもまた突如現れた時空のゲートに飲み込まれる流れであった。
関連項目
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ラヴォスエネルギーの暴走によって発生したゲートに飲み込まれた彼は別の時代に飛ばされてしまい、飛ばされた先で一人の魔族と出会う。 成長した彼は、その時代に生きるものは彼のことを知らぬものはいない程の存在となる。