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概要

「クロノトリガー」に登場するキャラクター。

胴体が無く巨大な頭部に手足が生えたような姿をしており、頭頂部にモヒカンのような体毛が生えている。

最大の特徴は、一部を除いたほぼ全ての時代に出現し、更に時代を通してほとんど(というか全くもって)姿が変わっていないこと。

生命体としては謎が多く、クロノトリガーのゲーム内において、「全ての生命はヌゥに始まりヌゥに終わる」とも言われるほど。また、かなりの長命である(後述参照)。


原始時代(B.C.6500万年)には既に存在しており、人間恐竜人以外で唯一言葉を用いる存在であったが、立ち位置としては魔物のようである。ただ、原始時代のような操る語彙が乏しいカタコトのものから、古代以降の流暢なもの(全てカタカナを用いる場合もある)と、時代を問わず知能や言葉遣いには個体差がある。また、特定の条件下でエンカウントし、倒せる個体も存在する。


古代(B.C.12000年)では、浮遊大陸に住む天の民と密接に関わり生活をしており、「全ての生物はヌゥにはじまりヌゥに終わる」と記された“生命の神秘”という書物が確認出来る(理の賢者ガッシュの著書。841巻第26章より抜粋)。また、こちょこちょされると弱い「こちょこちょポイント」なるものもあるらしい。


出現スポット

概要通り出現スポットは多く、世界崩壊(A.D. 1999年)以外の全ての時代に出現している。


  • 原始時代(B.C. 6500万年)

「狩りの森」と「ラルバ村の焼け跡」に出現。前者は雨が降っている間のみ、複数ある出現ポイントの内でランダムに一匹が現れる。戦って勝利する事で、この時代での武具を交換できるアイテムを多く入手出来る。初回のみオマケで装備品のアクセサリーをくれる。

雨、すき。

後者は「ティラン城」消滅後に出現し、話し掛けると先頭にいるキャラクターの名前を変更してもらえる。また、こちらでも初回のみ特殊な装備用アクセサリーを受け取れる。


DS版ではこの時代に出現した「竜の聖域」の緑山において、山の番人を名乗る色違いの番人ヌゥとして登場。最初は話し掛けても「通さない」の一点張りだが、条件を満たす事で戦う事が可能。勝つと登山を許可して通してくれる。その後、「いっぱい修行をして今度は勝つ」と何処かへ立ち去り行方不明になるが……?


  • 古代(B.C. 12000年)

確認できる個体数が最も多い時代。ジール王国で多くのヌゥが光の民と生活しており、隠し部屋では敵として戦う事が出来る。ジール王国崩壊後は「残された村」で一匹だけ生存しており、島に漂着した物品で商売をしている。


  • 中世(A.D. 600年)

この時代では、カエルが隠居している「お化けカエルの森」に低確率で出現する。草むらの陰から現れ、触れても「イヤン、エッチィ!」と言うだけだが、ヌゥを画面上に収めて他の敵シンボルに触れると、ヌゥを巻き込んでの戦闘に入ることができる。


DS版ではこの時代に出現した「竜の聖域」の緑山にて、達人ヌゥとして登場。体色は異なっているが、このヌゥは原始時代の同じ場所に出現した番人ヌゥと同一存在で、話し掛けるとなんとクロノ達へのリベンジのために6500万年以上も修行を重ね生き続けてきたという、とんでもない事実が明らかになった。つまり、ヌゥという生物は数千万年単位の寿命を持つ種族という事になる。

余談であるが、このヌゥには戦闘以外にちょっぴりエピソードがあり、結局リベンジは叶わなかったものの、クロノ達のおかげで仲間の大切さに気付き、その後は「竜の聖域」での依頼の一つである橋作りを手伝ったり、自分を気に掛けてくれた恐竜人と友達になっている。更に他の住人に受け入れられ里でアイテムショップを経営しながら暮らすようになり、心身共に大きな成長を遂げた。ちなみに、竜の聖域のイベントを全てクリアするとショップでドラゴンシリーズの防具を扱う様になる。


  • 現代(A.D. 1000年)

「北の森の遺跡」(古代で訪れることのできなかった浮遊大陸の宮)の封印を解くと、理の賢者ガッシュが残した宝物と共に登場。しかしその存在は封印解除と同時に起動するデータのようなものであったらしく、クロノ達に宝物の説明をした後に消滅してしまう。

13000年目の再会

「13000年ノ時ハ長カッタ……。ガッシュ様、今オ側ニ……」


  • 未来 (A.D. 2300年)

「監視者のドーム」にガッシュと共に出現。表記名は「なぞの物体」であり、正確にはヌゥの姿をしたロボットのような存在である。最初に訪れた時は、既に精神が崩壊しているガッシュからプログラミングを受けている。クロノ達が古代へ通じるゲートを封じられた前後の頃にはガッシュは死亡しており、遺体はヌゥによって埋葬されている。後に彼によってプログラムされたガッシュの頭脳と精神を受け継ぎ、ガッシュの最後の発明品である「シルバード」をパーティに託し、その後はクロノ復活のためのサポートをする。

全ての役目を終えた後は、ガッシュの最後の依頼で「休ませてやって欲しい」と言う。電源のスイッチを押すか押さないかの選択肢が出るが、スイッチを押すと時間の流れが止まって眠りに就き、話しかけても反応しなくなる。

最後のプログラムこの物体には時間がながれていないようだ。


DS版ではこの時代に出現した「次元のゆがみ」のオリジナルマップである「不思議の町・おしおき部屋」に出現。クイズに不正解したパーティーに、文字通りおしおきとして襲い掛かってくる(ランダムエンカウント)。


  • 時の最果て

戦の神スペッキオの形態の一つで、桃色の身体をしたヌゥの姿をしている。これがスペッキオの最終形態となる。


DS版ではここから訪れる事が可能な、育成したモンスター同士を戦わせる「次元の闘技場」にて、モンスター育成用のアイテムを売る店員として登場。また、ここで調教師から譲ってもらえる育成用の幼体モンスターはヌゥの姿によく似ており、ヌゥを二回り程小さくして鼻と頭髪が無くなったような姿をしている。闘技場の景品には敵のHPを1にするヌゥの奥義というアクセサリーがレア景品として存在する。


  • 黒の夢(古代~現代)

「黒の夢」内部に回復用アイテムを売る個体と、外へ脱出させてくれる個体の二匹が出現。


敵としても現れる

上記のように一部で敵として現れた時は、こちらの体力を1にする単体攻撃と、こちらに固定1ダメージを与える単体攻撃である二種類の『頭突き』を行なってくる。

戦闘不能になるまで最低でも2撃が必要なため、単体で現れた時はそんなに怖くない。

ただし、止めを刺す事が可能な攻撃を持つ敵、または複数の仲間のヌゥと一緒に登場した時は危険度が跳ね上がる。

いくら体力が多かろうが、ヌゥの攻撃で1にされた後に他の敵の攻撃で止めを刺され、あっという間に全滅などという事も十分あり得るのだ。


DS版で新たに出現した番人ヌゥとその発展系である達人ヌゥは、上記の攻撃以外に多彩な魔法や特殊技を使用してくる。

前者は属性攻撃に対し同じ属性の全体魔法で反撃、物理攻撃には単体へ状態異常を起こす技で反撃といったカウンター主体の戦法で、ダルトンが使役するダルトンゴーレムと似ている。そのために属性耐性を付ければ対処しやすく、比較的戦いやすい部類に入る。


後者の達人ヌゥは戦法がガラリと変わり、単体の体力を半分にする『いずな落とし』や全体攻撃の『フルパワー』、単体即死技の『デスレインボー』など危険な攻撃でバンバン攻めてくる。前者に比べると単体攻撃が多く各種防御力が低下しているが、体力が増え冥属性を吸収(後に天属性以外吸収にパワーアップ)するようになり、更にカウンターで単体に『体力吸収』を使ってくるようになったため、実質的に耐久力とダメージ効率が格段に上がっている。


なお、通常のヌゥは登場時点ではなかなかおいしい技ポイントを(原始時代では交換用アイテムも)持つため、大量に狩るプレイヤーもいる。

また、DS版で新たに加わった個体も含め、エイラの技である『いろじかけ』で、クロノ専用のネタ武器であるモップが入手可能。


その他

Vジャンプで連載されていた漫画「時空冒険ヌゥマモンジャー」では、マモと共に主人公となっている。映像化の際は、茶風林氏がヌゥの声を演じている。


また、ヌゥの手足の形状がラヴォス最終形態(センタービット)の手足の形状と似ており、ラヴォスが“寄生した星のあらゆる生命体の遺伝子を持つ”事から、ヌゥの遺伝子も受け継いでいるはずなので影響はあっても不思議ではないが、たまたまなのか意図して合わせたのかは不明。


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ヌゥとモップみどりの思い出


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クロノトリガー

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