CV.佐々木祐介
概要
深界六層に存在する成れ果て村「イルぶる」の長である三賢の1体。
荒々しく雄叫びを上げるばかりで意思疎通もできないが、「激しい営みの価値」を持つと言われている。村に危機が起きると現れて、文字通り激しく戦って外敵を迎撃する役割を担う。
戦う際には腹部の穴から“ジュロイモーの業物”と呼ばれる巨大な剣か棍棒のような物を引きずり出して武器とする。
その出自は村人たちにも知られておらず、ある時いきなり広間に現れて「自分は三賢の1人である」と主張し村に加わったという。
戦闘能力
巨躯を活かした怪力と上記の「業物」で相手を叩きのめす。
この武器は刀身を炎で覆うことができ、村人曰く“古い力”を宿しているらしい。
異常なほどタフで、身体を少し削られた程度では止まる事なく暴れ続ける。
自身の力が及ばないほどの外敵が現れた場合、村の機能である『精算』の黒いドロドロと融合し己を強化する。
正体
前任の三賢であるヴエコ(ヴエロエルコ)は、自分を拾って囲っていたクズ(CV:上田燿司)と同じ「ジュロイモー」という名前なのを訝っていた。
その男に関する記憶は過去の忌まわしい思い出でしかなく、村どころか、アビスを目指した彼女ら探検隊にすら関わりがなかったのである。
実のところ「三賢のジュロイモー」は、村そのものに身を捧げ成れ果てになった村人たちとは異なる村の意思そのものであり、守護者として村自らが生み出した端末のようなものだった。
前述の男と同じ名前だったのは、村の最下層「目の奥」に囚われ塞ぎ込んでいたヴエコの記憶から作り出されたため。「激しい営み」という価値や暴力性はそこから抽出されているようだ。
村の意思であるため、村の最後の想いを受けた末の妹ファプタが来訪した際にはその配下に降った。
余談
どうやって生まれたのか長らく謎であったが
原作卿曰く、村の臓器が姿を変えたものであるらしい。
関連タグ
黒獣パール・・・なんか似てる