概要
「ジョア」(Joie)は、フランス語で「喜び」を意味する言葉から名称を付けられた。
ヤクルト本社は、創業から長らくの間、ヤクルトのみを製造・販売していた。
しかし1960年代に消費者の食生活が洋風化するとともに嗜好が多様化したこと、ヤクルトの売り上げの6割が子供だったことから大人向けの製品が必要だったことから、
- 牛乳と同等の栄養価があること
- ヤクルトと異なった風味で、かつ、様々な風味を提供できること
- 成人が飲んでも満足できる容量にすること
- 乳酸菌シロタ株を含有していること
をコンセプトに新たな商品を開発。1970年(昭和45年)11月にジョアが発売された。
当初はプレーン、マンダリン、ブラックカーラント味で販売。
その後、商品の風味は何度か変更され、2018年現在ではプレーン、ストロベリー(1976年発売)、ブルーベリー(2000年発売)、マスカット(2015年発売。前身の白ぶどうは2008年発売)が定番商品として、また年3~4か月ごとに限定商品も発売。
訪問販売だけでなくスーパーマーケット・コンビニエンスストアでも売られている。
ヤクルトがスポンサーのアニメ『ひそねとまそたん』では1話でストロベリー味、6話で手摘みキウイ味(2017年5月に限定販売)が登場する。