概要
ヤクルトのモットーである、「人々の健康を保ち続けること」を目指し、自転車やオートバイ、また自動車などでヤクルト商品の販売、普及活動を目的としている。
現在はスーパーマーケット、コンビニエンスストア、果ては自動販売機でも売られているが、宅配は「商品の入れ替わりが激しく、宣伝などの費用も多くかかる」ために、販売員が口コミで売り込める利点もある。
かつては「ヤクルトさん」と呼ばれ、一般的には「ヤクルトおばさん」とも。
来歴
1954年、四国の高松で営業を開始する際、販売員を家庭の主婦に限って採用、売り上げが伸びたことから1963年から「婦人販売店システム」として全国的に採用。
ヤクルトは現在世界31ヶ国で販売を行っているが、ヤクルトレディーは日本以外にも中華人民共和国やインドネシアなどのアジア地域や、ブラジルなどの南アメリカ地域で販売、普及活動を行っている。
身分について
ヤクルトレディーの身分は、いわゆるパートタイマー・アルバイトなどの契約社員ではなく、各参加者の個人事業主でヤクルト本社から販売を委託された小売店と、ほぼ同じ関係になる場合が多い。
その為、確定申告では会社側が契約を結ぶ顧問税理士に任せることでそれぞれ最大65万円の家内労働者の必要経費の特例と青色申告特別控除を同時に受けることができる。
関連項目
増渕竜義・・・母親がヤクルトレディーである元ヤクルト所属のプロ野球選手。2015年引退。
ひそねとまそたん・・・アニメで『樋本貞』が岐阜基地でヤクルトレディーとしてヤクルトを売り歩いている。
(アニメや漫画でヤクルトレディーもしくは元にしたネタがあったら記載願います。)