概要
自分がハンサムであると思い込み、女にモテると思い込んでいるナルシストの男性ジョニー・ブラボー。
しかし、実際は間抜けでしかもマザコン。全くモテてはいない…どころか女性に嫌われるプロ。
めげることを知らないが学ぶことも知らない男は、今日も今日とて町へナンパに繰り出す。
そんな彼の面白おかしい日常を描いたドタバタコメディーアニメである。
登場人物
ジョニー・ブラボー
日本語訳CV:成田剣
アニメの題名と同じ、本作の主人公。
金髪リーゼントにサングラス、そして見事な逆三角形のマッチョボディが特徴の大男。
自分は世界でも屈指のハンサムだと思い込んでいる生粋のナルシストで、女にモテていると信じて疑わない究極の勘違い男。
ナンパを日課とするほどの女好きだが、ナルシスト丸出しの自己アピール全開な口説き文句のため、まともに成功した試しは一度もない。
むしろ、女性に嫌われることに関してはプロフェッショナルと言っても過言ではない。
「おお!ママ!」を口癖とするほど分かり易いマザコンだが、本人は全くの無自覚で、指摘されると全力で否定し、ママに世話を焼かれることを嫌がる。
しかし、当の本人は無職で、母親に養われて暮らしているニートである…が、本人曰く働く気が無いわけではなく、無職なのは自分に見合う仕事が見つからないかららしい…。
単純だがめげるということを知らず(落ち込んだりしても『子供が拗ねる』程度のレベルであるためすぐ立ち直る)、時折見せる物事への一途な情熱とバイタリティには目を見張るものがある。
だが、一方で学習能力はほぼ皆無であり、主にやる気を出すのは女絡みに限られるためいつも上手くいかなければ長続きもしない。
ナルシスト故に見た目の管理には特に気を遣っており、髪は毎日時間を掛けて念入りにセットし、サングラスは壊れると直ぐ新しいものと交換し、肉体維持のために筋トレも欠かさない。
見た目通り力は強いが喧嘩はからっきし弱い見掛け倒しで、女性にすらワンパンで倒されるほど驚異的に打たれ弱い。
ママ
日本語訳CV:梅田貴公美
ジョニーの実母。本名バーニー・ブラボー。息子と同じく常にサングラスをかけている。
息子ジョニーを溺愛して止まず、いい年をして定職に就かずブラブラしている彼を養い続けている。
ジョニーが何かしでかしても簡単に動じることはなく、むしろ好意的に解釈して褒め称えてしまうこともあるなど天然な性格。
反面、非常にバイタリティの高いおばさんで、押しが強く余り人の話を聞かないところがあり、この部分は息子のジョニーにも受け継がれている。
ジョニーにとっては愛する肉親であると同時に、最も恐れる存在でもある。
リトル・スージー
日本語訳CV:本間ゆかり
ブラボー家の隣家に住む8歳の少女。最も身近で厄介なジョニーの天敵。
普段は年相応の少女だが、年齢に見合わぬ知能と達観した一面を持つ。
ジョニーの彼氏や保護者を自称して目上扱いしておらず、しょっちゅうお飯事遊びに誘うが、はっきり言って精神年齢は彼女の方が上である。
ジョニーに説教やアドバイスをしたり、その高い知能で策略に引っ掛けることもある。
カール・クリソデロリッツ
日本語訳CV:荻原秀樹
そばかすと貧相な体格が特徴の若い男。発明と通販を趣味とする理系オタク。ジョニーの数少ない友人の一人。
とにかくよく喋り、おまけにその特徴的な笑い方から何気にウザキャラである。
他人からバカにされがちなジョニーを慕う唯一の人物でもあるのだが、しょっちゅう絡んでいくため鬱陶しがられている。
彼の発明品や通販で仕入れる物品は怪しげなものばかりで、それによってジョニーが被害を被ることもある。
ポップス
日本語訳CV:山崎たくみ
ジョニーの行き着けのスナックバー『ポップス・ムーンパレス』のオーナー兼マスター。ジョニーの数少ない友人の一人。
恐ろしく多趣味かつ謎の多い人物で、様々なギルドや組織に加入していたり、ワケの分からない人脈を持つなど、とにかく底が見えない。
ジョニーにトラブルを持ち込まれることもあれば、自らが起こしたトラブルに巻き込むこともある。