概要
ゲンディ・タルタコフスキー (Genndy Tartakovsky) 原作・総監督
(2001年・第3シーズンよりクリス・サヴィーノ (Chris Savino) 監督)。
アメリカでは、1996年から1998年までハンナ・バーベラ・プロダクションで、2001年から2003年まではカートゥーンネットワークスタジオで製作された。日本では、1997年12月より放映開始。
テレビスペシャル『デクスターズラボ エゴトリップ』 (Dexter's Laboratory Ego Trip) も存在する。
カートゥーンネットワークではシアター枠で時々放送される。
また、2002年公開の劇場版『パワーパフガールズ・ムービー』において、本編開始前に短編「ニワトリ男の恐怖」が上映された。
ストーリー
天才少年デクスターを中心に、彼の姉ディディや両親、ライバルのマンダークらとともに繰り広げられるドタバタコメディ。デクスターは自ら作り上げた巨大なラボ(研究所)で日夜研究にいそしんでいるが、ディディにより邪魔(ラボの破壊など)をされたり、学校など日常生活でもデクスターが発明品を駆使して活躍する。1話完結方式で通常30分枠に2 - 3話放送する。
メイン登場キャラクター
本作の主人公。頭脳明晰で野心家。自宅に巨大な秘密のラボを所有しそこで日夜研究をしている。ラボや発明品は頻繁に姉のディディに破壊される。その天才ゆえ時々クラスメイトに嫉妬される。
どんな問題でも自らの発明品で解決してしまうが、失敗も多い。普段から白衣を着用。スポーツ嫌いで身長が小さい事を気にしている。喋り方が特徴的(原語ではロシア訛り)。ダグラスという唯一の親友がいる。デクスターはスーパーヒーローのグローリー少佐とアクションスターのアクションハンクの大ファンで、前にグローリー少佐のパートナーを選ぶオーディションやアクションハンクのファンクラブに参加と入会した事もあった。
デクスターより2歳年上の姉。いつも自由奔放かつ能天気でおバカ。ラボに侵入しては破壊行為を繰り返す。しかし、デクスターを心配したり敵から守ったりと、弟思いな一面もある。デクスターと逆に手足は長く、身長も高い。カンフーの要素を取り入れたバレエを得意とする。おバカではあるが、時折天才的にデクスター以上の知能が回る一面を見せることもある。似た洋服を着たバレエ仲間のミィミィ [Mee Mee]とリィリィ [Lee Lee]という友人がいる。ディディはポニーパフプリンセスというキャラクターのファンで、ポニーパフを愛するが故にポニーパフのファンクラブに入会したこともあった。チューイングキャンディ、チョコチップクッキーが好物。
デクスターとディディの父。楽天家で優しいが天然ボケで、デクスターのラボの存在には一切気づいておらず、愛車が破壊されボロボロな姿を見ても「洗車したかなぁ」などの反応しかしない。ゴルフ、野球、カーレース等趣味は多くそれなりの実績も残していて息子のデクスターにそれを勧めることも多い。雪合戦は得意で強いが、ママに負けた過去がある。マフィンに目が無い。
家に居ることが多く描かれているが、職業は凄腕のスタントマンである。
デクスターとディディの母。極度の潔癖症でパパにもらった黄色いゴム手袋とエプロンを常に着用している。パパ同様デクスターのラボの存在には一切気づいていない。「戦え!デクスター一家」においてはデクスター発明のスーパーロボに驚きつつも発電した電力に対し「余ったら家で使いましょう」と提案する冷静かつ堅実な面を見せた。
デクスターのライバル。男子であるが本名は「スーザン・アストロノミノフ」と女と誤認しやすい。彼も天才少年で、デクスターの物より巨大なラボを持っている。
デクスターのラボを破壊する事が目標。笑い方が特徴的。ディディに想いを寄せている。
ともにヒッピー出身である両親と幼い妹のオルガ(ニックネームは溶岩姫)が居る。
他にマンダークのラボにアヒルのダッキーが入るがその夜月の光を浴びると悪のアヒルクワッカに変身しマンダークの寝言による命令でデクスターのラボを破壊しに行く。そこではスーパーモンキーと戦う事があるが時には仲良くする事もある。
デクスターのラボのメインコンピューター。時に助手、時に恋人と機械でありながらデクスターとは親密な関係にある。
その他の登場キャラクター
関連イラスト
関連タグ
FusionFall Dexter's_Laboratory デクスターズラボ