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パワーパフガールズ・ムービー

ぱわーぱふがーるずたんじょうひわ

『パワーパフガールズ・ムービー(The Powerpuff Girls Movie)』とは、2002年に公開された『パワーパフガールズ』の劇場用アニメである。
目次 [非表示]

💗概要編集

カートゥーンネットワークが制作した初の映画作品。パワーパフガールズの誕生秘話を描いた、TVシリーズのプロローグ作品となっている。


同時上映は『デクスターズラボ ニワトリ男の恐怖』。


💗ストーリー編集

日々犯罪が絶えず、銀行強盗などの事件が多発する街・タウンズヴィルに住む天才科学者のユートニウム博士は「お砂糖・スパイス・素敵な物をいっぱい」を使い、完璧な女の子を造り出すための実験を行っていた。

しかしその実験中、ペットの猿のジョジョが起こした悪戯が原因で謎の化学物質「ケミカルX」を誤って調合してしまい、爆発してしまう。

こうしてここに、超人的なパワーを持つブロッサムバブルスバターカップの3人娘が誕生する。


ガールズとユートニウム博士は幸せな日々を過ごし、ガールズが初めてポーキー・オークス幼稚園に入園したその日、幼稚園の子供達と楽しく遊んでいた。鬼ごっこを知らないガールズは幼稚園の子供からやり方を教わり、早速遊ぶが、勢いが余ったあまり、スーパーパワーで幼稚園だけではなく、街のあらゆる物を破壊してしまう。


翌日ガールズが街を破壊しかけたことが街中で話題を呼び、ガールズはすっかり市民達から畏怖され、忌み嫌われる存在になってしまったことを知り、絶望に閉ざされる。

途方に暮れ、雨に降られてしまったガールズは雨宿りをしようとしたところを悪者に襲われそうになるが、ある人物に助けられる。その人物こそが、ガールズの誕生と同時に「ケミカルX」を浴びて変貌を遂げたジョジョ、後にガールズ最大の宿敵となるモジョ・ジョジョだった。


ガールズがどのようにしてタウンズヴィルのヒーローとなり、市民から愛される存在になったのか。ガールズの誕生秘話が今明らかとなる。




💗登場キャラクター編集

パワーパフガールズの登場人物一覧も参照。


パワーパフガールズ編集

「お砂糖・スパイス・素敵な物をいっぱい」と誤って調合してしまった「ケミカルX」によって誕生した3人娘。

初めは博士と幸せな日々を過ごし、初めてやって来た幼稚園で先生や子供達と打ち解け合うが、自分達が持つスーパーパワーが原因で街を壊滅状態に追い込んでしまい、周囲から恐れられる存在となり、避けられるようになってしまう。

本作では、初めは人々から畏怖される存在であったガールズがどのようにスーパーヒーローとして認められたかの経緯が描かれている。


タウンズヴィルの人々編集

ガールズの生みの親である天才科学者。


タウンズヴィルの住民たち。


悪者編集

後にガールズ最大の宿敵となるチンパンジー

元々は「ジョジョ」という名で博士に飼われていたペットだったが、ガールズの誕生と同時に「ケミカルX」を浴びて変貌を遂げた後に家出し、街の人達から忌み嫌われて落ち込むガールズに「町を良くして、皆が自分たちを愛してくれるようにしよう」と言葉巧みに丸め込む。


ガールズ誕生以前から街にのさばる5人組の不良少年グループ。

物語序盤で買い物帰りのユートニウム博士を襲い、中盤では路頭を彷徨い、雨宿りしようとしたガールズに襲いかかったが、モジョが投げつけたゴミ箱の蓋で撃退され、撤退していった。


ガールズ誕生以前から街にのさばる悪者として登場するが、序盤と終盤のみの登場で、特に台詞もない。


💗関連タグ編集

パワーパフガールズ

前日譚 誕生秘話 プロローグ

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