概要
MARVELコミック、特に『スパイダーマン』のキャラクター。
グウェン・ステイシーの父親であり、ニューヨーク市警の警部。
グウェンのボーイフレンドであるピーター・パーカーとの関係は良好でスパイダーマンに対しても好意的。
スパイダーマンとドクター・オクトパスの戦闘に巻き込まれて命を落としてしまうが、死の直前にピーターに「グウェンを頼む」と言い残していた。
だが、グウェンものちに父親の後を追うかのごとく命を落としてしまった。
グウェンがスパイダーウーマンとなった世界では逆にピーターが命を落としており、スパイダーウーマンをピーター殺害の犯人と誤解してしまう事となった。
要は「自分の娘のボーイフレンドを殺した犯人」だと思い込んで追っていた相手が当の自分の娘だった訳である。
他メディア
実写
演:ジェームズ・クロムウェル、吹替:佐々木敏
『3』で登場。グウェンはピーターと恋人関係にならず、そのため娘共々最後まで生存している。
演:デニス・リアリー、吹替:菅生隆之
1作目に登場(メイン画像)。
コミックとは逆にスパイダーマンに対しては否定的で、彼の逮捕に執念を燃やし、さらに娘の恩師であるコナーズ博士が変貌したリザードと共犯であると疑う。だが終盤、スパイダーマンの正体が娘のボーイフレンドであるピーターだと知り、リザードを止めるために協力。
しかしリザードの爪に貫かれて致命傷を負い、ピーターに「グウェンを巻き込むな」と言い残して殉職した。
2作目では幻影として登場している。
アニメ
原語版:シェー・ウィガム、日本語版:上田燿司
前作では回想シーンのみ登場だったが、本格的に登場。
グウェンとの関係が掘り下げられているが、ピーターの死がキッカケで親子関係がギクシャクしてしまった事が明かされており、とある場面でスパイダーウーマンの正体を知った際には職務を優先するあまり警察官として娘を逮捕しようとしたために当のグウェンからは失望され、別の世界へと姿を消してしまった。
しかし、後々になって自身の行動を後悔したようであり、エピローグで元の世界へと帰還したグウェンと再会した際には贖罪のために警察官を辞職した事を打ち明けて和解する事となった。
また中盤、スパイダー・ソサエティのアーカイブ映像という形で、マーク・ウェブ版における殉職シーンが登場した。