概要
自称「妖精研究家」の青年。バートの甥でビビアンの又従妹。28歳。独身。
悪役らしい悪役が存在しない「マリーベル」における数少ない悪者ポジションの人物として登場。
妖精や魔法使いといった未知の存在を脅かす悪者として、数度に渡ってマリーベルたちの前に立ちはだかり敵対した。
人物
子供の頃にトウモロコシ畑で迷ったところを妖精たちに助けられたが、嘘つき呼ばわりされて虐められたため、みんなを見返すために妖精を捕まえてその存在を証明しようとしている。そのため、周囲には変わり者と思われており、妖精の存在を信用しないジートに毎日怒鳴られてばかりでビビアンにも呆れられている。
その根底には「妖精などの人間には見えない未知の存在が世の中にあることをみんなに知ってもらいたい」という純粋な思いがあり根っからの悪人ではないのだが、目的に執着するあまり「妖精を捕まえて有名になりたい」という利己的な発想に至ってしまったことと、手段を選ばない強引なやり口(拉致・脅迫、家宅侵入、盗撮に窃盗未遂とどれも普通に犯罪レベルの行動である)ゆえにマリーベルたちの反感を買う。タンバリンをさらおうとして懲らしめられたのにも懲りず、果てには魔法使いであるマリーベルの正体も巡って数度に渡り敵対した。
その後、恩師シェルボー教授が妖精を解剖しようと目論んでいたことを知ってショックを受け、再会したトウモロコシ畑の妖精に過ちを諭されたことで改心した。マリーベルにも過ちを詫び、妖精の存在を信じる純粋な大人の1人として、子供たちの良き友となった。