文字通り素材から削り出して(スクラッチ)作るケースが多いことからその名がついたとされている。スクラッチと略されることが多い。
その手法は大ざっぱに言えば板材による箱組み、ブロック材からの削り出し、粘土材の盛りつけなどを必要に応じて取捨選択することが一般的。定番とされる技法が多数存在する一方、「こうしなくてはならない」というルールは存在しないので、最終的に形になりさえすればよい。
材料については、概ねプラ板、プラ棒、ポリパテ或いはエポキシパテ、身の回りの生活用品およびその廃材、既存キットのパーツを流用である。
製作においての自作パーツの割合でセミスクラッチ、ハードスクラッチ、フルスクラッチとなり、設計からパーツ自作まですべて行うとフルスクラッチとなる。複数の既存キットのパーツの流用品や前述の材料を合わせて製作したものはミキシングビルドとなる。