概要
首都高バトルシリーズに登場するライバルの1人。
据え置き機としては最終作にあたる首都高バトルXのみに登場する、準ラスボス的な存在。
搭乗車種はトヨタJZA80スープラ。
本名は「久永 一」で、年齢・職業ともに不明。
首都高バトルX
ゲーム中に登場するボス集団、「Phantom 9」のリーダーとして君臨している。
マシンは黒色の80スープラ。600馬力以下で排気量から見て1JZ-JTEのボアアップという、リーダーボスにしては肩すかしを喰らうようなスペックである。
バトル時は赤色の稲妻を纏ったオーラを放っており、01の迅帝のオーラを彷彿とさせる(迅帝のオーラは赤ではなく青だが)。
その他
5年前、首都高である走り屋に敗れ、自身の腕を磨く為に渡米したという過去をもつ。
彼を破った走り屋は、後に迅帝と呼ばれた。
アメリカでは、スポコン界で頭角を現し、そこで瞬く間に頂点に立ったとのこと。その時負かした走り屋の1人に、ゲーム中に存在するスカールバレットがいる。
しかし、アメリカから帰国後には迅帝は既に首都高を降りていた。
その後、数ある首都高のチームとそのリーダーを負かし、そのチームを壊滅に追いやっている(THUNDER DRAGOONやR.R.など)。
その後、プレイヤーを見てかつて自分を負かした迅帝と通じるものを見抜き、Phantom9をプレイヤーに送り込ませ、プレイヤーがメンバーを破り速くなることで、迅帝に匹敵する走り屋になるのを待っていた。
『やっと来たか───。この時をどれほど待ったことか。』
『5年前、俺はこの場所で1人の走り屋に敗れた。そいつはその後、首都高の頂点に立ち、迅帝と呼ばれた。』
『俺は自分の腕を磨くために渡米したが、一日だってあいつを忘れたことはない。』
『帰国後、あいつが首都高を降りたというウワサを聞いて、俺は愕然としたよ。この5年間はいったい何だったのか、と───。』
『そんな時、お前の存在を知った。マシンも走りも別物だが、どこかあの走り屋───迅帝に通じるものがあった。』
『俺はずっと待っていたよ。スカールバレットをけしかけ、Phantom9を送り込み、ただひたすら、お前が迅帝に匹敵する実力を蓄えるのを待った。』
『迅帝はお前をサポートしてきたつもりなのかもしれないが、それは違う。お前を育てたのは俺だ。そして、お前は俺に撃墜されるためにだけ存在する!』
『手加減は無用だ。お前の実力を見せてみろ!』
過去作との繋がり?
本作の「首都高バトルX」の時系列は2006年とされている。そこから計算して、5年前に彼が迅帝に敗れたのは2001年、「首都高バトル0」の頃になる。
「首都高バトル01」の没データには、カスタムされた謎の80スープラが存在する。このスープラには諸説あり、本作のラスボスである「不明説」、またこの「スネークアイズの原型説」がある。