概要
富士重工業(現・SUBARU)が生産・販売した軽乗用車。主にエンプティ・ネスト(子息が独立した世帯)を含むシニア世代、および女性をターゲットとする。乗車定員は4人だが1、2人乗車をメインとする「2+2シーターパッケージ」(実質的にクーペ扱い)としており、運転席からレバーを操作して助手席の背もたれを倒せる機能および後席の背もたれを倒す機能を備え、1人乗車の際に便利なシートアレンジが可能である。
1958年に発売され、「てんとう虫」の愛称で親しまれたスバル360のコンセプトを受け継ぎ、R1を「NEWてんとう虫」と位置づけており、カタログおよび一部オプションにも、てんとう虫のイラストを用いている。
車体外観はR2に類似しているが、ドアミラーやアンテナおよびスバルCIマークを模ったバックドアオープナー以外はR1専用の部品である。
2005年度グッドデザイン賞を受賞。
2010年4月1日に販売終了。生産台数は1万5081台。