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概要編集

スプリングフィールドが生産したM1865~M1888までのモデルのライフルのことである。

由来としてはアースキン・S・アリンが設計した、この銃達に採用されている独自の装填方式であるトラップドア式から来ている。


最初は南北戦争中に有効性を示した後装式ライフルを迅速に配備するためそれまでのマスケット銃を改造する形で作られた(M1865)、そして全体のテコ入れの為の設計変更と弾薬を最適化したモデルを配備し(M1866)、その後、正式な軍用後装式を決めるコンペにて以前の2モデルを元に最適化した新規製造のライフルを提出(No.99スプリングフィールド)これが軍が考える信頼性とコスパの良さが合致し正式採用されM1873の名前が与えられた。

装填がしやすく信頼性が高い事から兵士達からの使用感は概ね好評で、モデルの中で一番知名度が有る。

だが軍はこれで満足すること無くさらなる使いやすさを求めてその後しばらくマイナーチェンジを続けた。


一つ問題として、弾薬自体が銅製の薬莢を使用してたせいで簡単に変形し薬室に張り付く問題があった。これが現在に至るまで真鍮製の薬莢が使われる理由となる。


1880年代後半になると時代が連装式に移りだしたこともあり、これを更新するために軍は代替先を探したが軍の理想を満たすものは長らく現れず、スプリングフィールドM1903が完成するまでライセンス生産品に頼ることになった。


性能編集

※M1873のデータ

全長1300mm
銃身長830mm
重量4kg
使用弾薬.45-70弾(11.6×51mm)
装弾数単発
口径45口径

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