CV:藤原夏海
概要
モンストアニメに登場するキャラクター。神を殺すほど凄まじい力を持つ古代兵器。別名「邪神スルガト」。
後に本家「モンスターストライク」でも実装され、木属性のモンスターとしてプレミアムガチャに追加された。
かつて、父によって利用されて母をコアに変換された古代兵器にされてしまい、かつて天界の一部を一瞬で破壊し、封印されてもなお暴れ続けて破壊の限りの尽くすものも、長い眠りについて世界から忘れ去られていた。
しかし、天界の破壊を企てる天聖の一人であるコクマーによって復旧、改造を施されて利用され、生命の樹を破壊してしまう。
ルシファーとゼフォンの活躍により、元の少年の姿へと戻り、ルシファーとゼフォンと一緒に行動するようになった。
人物
少年としての彼は純粋無垢。
母親をとても大切にしている。
子供らしい一面もある一方意外にもクールで、簡潔ながら本質をつくような発言もする他、幾度と無く犯した罪を重く受け止めているが故に少々ネガティブな面もある。
古代兵器としての彼も内面こそ変わらないものの、その絶大過ぎる力故に恐れられ、「邪神」とも呼ばれている。
見た目は禍々しい大悪魔のごとき姿をしたロボットで、サイズもあらゆる登場人物と比べてぶっちぎりで巨大。
またただの少年の頃はごく普通の人間に近い姿をしていたが、古代兵器の力を持った少年として生まれ変わった際は体を兵器だった頃の様なデザインのアーマーで包み込んでおり(或いは体は機械のままであり)、昔は無かった小さな機械の角が頭部から二本生えている。
ハーグストーンについて
古代兵器スルガトを操る為の装置。スルガトの母親の魂が封じ込まれており、それにより彼はこの石を通じた所持者の指示に基本的に逆らえなくなっている。
スルガトを産み出した科学者達の邪悪な亡霊が漂っている魔界の深層「アビスインフェルノ」の最深部に封印されており、非常に入手は困難。
一度コクマーに破壊されるもルシファーにより再生され、最終的にゼフォンの手でスルガトへと返された。
スルガトが少年として再出現した際は、このハーグストーンを核として体が再構築される様な演出がなされた。
性能
- 獣神化「神をも屠る無垢なる少年 スルガト」
種族 | 亜人 |
---|---|
戦型 | バランス型 |
撃種 | 貫通&ゲージ |
アビリティ | マインスイーパーL / アンチ魔法陣 |
ゲージショット | アンチブロック |
SS | 〈ハーグエナジー・オーバードライブ〉スピードとパワーが一定期間アップ(16+8ターン) |
友情コンボ | 超強プラズマ(木)/ 超強貫通拡散弾EL5(木) |
ラックスキル | ガイド |
貫通トリプルアンチによる汎用性が特徴。
本編や二つ名と違って神キラーの類いは持ち合わせていないが、奇しくも帝釈天や十七ノ獄(蓬莱)など神がボスのクエストに適正を持つ。
ノクターンでは現状ブロックにまで対応可能な唯一のキャラクターである。
ちなみに、進化前の種族は「ロボット」。
友情コンボが超強プラズマなのは劇場版での展開から、ノア、パンドラ、オペコらが引っ張り友情である事から彼らに合わせたと解釈される事が多い。
モンストアニメでは
ルシファー編
13~14話にて、かつて天界を荒らし尽くした古代兵器としてルシファー、ベルゼブブらの口により語られた。
自称最もスルガトに詳しいベルゼブブが言うには、現在煉獄と呼ばれる区域は元々天界だったが、スルガトにより破壊され尽くした事で今のように成り果てたらしい。
魔界の科学者達により産み出されたスルガトは大規模な破壊活動に出るも、彼を危惧した当時の天聖達が天界の重要施設のみを切り取り空に浮かべ強力な結界を展開した事でスルガトの攻撃は神に届かなくなり、やがて残された天界の残された大部分は煉獄へ、スルガトは魔界へと堕ちそこから永遠にも近い時眠りについているとの事。
そして神に反旗を翻そうとしている悪しき天聖達はスルガト復活を目論んでおり、ルシファー、ゼフォンらの当初の目的はそのスルガトを破壊することであった。
総じてこのルシファー編13話~19話は登場人物達によるスルガトを巡る戦いと言った側面を持っている。
紆余曲折の末彼を操るための手綱であるハーグストーンを入手したコクマーにマスターオーブのエネルギーを注がれ復活。
スルガト自身は抵抗していたもののハーグストーンにより強制的にコクマーに従わされ生命の樹を撃ち抜いてしまう。
その後はハーグストーンの持ち主がゼフォンへと変わった事で今度は彼女の命令に従うことに、しかしコクマー殺害を命じられるとそれに対し拒絶反応を見せる。
そうしてルシファーに真意を見抜かれるも、今度は用済みと見なしたコクマーによってハーグストーンを破壊され怒りの限り暴走。
緑色に輝く部分が真っ赤に染まった姿へ。
実は彼の本当の正体は魔界の科学者の息子である少年。
科学者である父は息子である彼を実験材料として使い、そして兵器を操る装置であるハーグストーンにその母の魂を封じる事で古代兵器スルガトを作り出たのだった。
つまり彼がハーグストーンに逆らえないのは、それが母親だからなのである。
ベルゼブブとその部下達と戦いを繰り広げるも倒れる気配は無く、遂に二発目の主砲を放とうと言う所でハーグストーンを修復したルシファー、ゼフォンにより説得される。
最終的にゼフォンの手でハーグストーンが自らの元に渡り母子の再開へ、ルシファー曰く「穏やかな顔」をしながら消滅した。
直後、落下する生命の樹の島を受け止める為今度は元となった少年が古代兵器の鎧を纏った様な姿で出現、見事島を受け止めた後、ルシファーらに向かい優しい笑顔を見せながら語りかける。
「母さんを返してくれて、ありがとう」
ルシファー ウェディングゲーム
ルシファー、ゼフォンと共に天聖ダアトを探す旅へ。
目覚めの神殿への道中、力のコントロールがまだ上手く行っていない様子を見せていた。
ダアトと対面するもゼフォン共々神殿からは追い出されてしまい、その後はルシファーの事を気にかけつつも二人で駄弁ったり、一緒にわくわくの実を飲んだりとウェディングゲーム編では珍しくやや平和的に過ごしていた。
エンド・オブ・ザ・ワールド
ゼフォンと共にダアトを探しに来たオラゴンとオラネと出会い、ダアトの元へと二人を案内しつつも瞑想中である為対話は出来ないと説明する。
その後は神殿内からヒーローズとイェソドの戦いを見守っていた。