本来の概要
2006年に鈴木亜久里がホンダの支援の下、アロウズを買収する形でF1チームを立ち上げた。佐藤琢磨ら日本人ドライバーを中心に据え、資金の乏しさとは裏腹に夢に溢れた士気の高いチームで、ファンからもホンダ以上に期待されていた。
2007年第6戦カナダGPで佐藤琢磨が前年王者のフェルナンド・アロンソをオーバーテイクして6位入賞を果たした時は優勝したかのようにファンは沸き立った。
しかし、資金不足から色々な大人に騙され、わずか2シーズンとちょっとで頓挫、2008年シーズン途中で撤退となってしまう。
※なお、同年に親チームのホンダもF1から撤退したが、そのチームを買収した『ブラウンGP』(後のメルセデスAMG F1)を優勝に導いたマシンはスーパーアグリが翌'09年の車体規則変更に向けて開発したと言われている。
時を越えて2014年、フォーミュラEで『チーム・アグリ』(初年はアムリンというイギリスの保険会社をスポンサーに招いたため『アムリン・アグリ』)として活動を復活させた。ブルーメタリックのマシンが映えた。しかしこれは名前貸しのような形で、ブエノスアイレス大会で優勝を飾ったものの、2シーズンでチームを売却して2度目の挑戦を終えている。
※なお、売却したチームは後に「DSテチータ」に変わり、'17-'18年シーズンにはドライバーズタイトル、'18-'19年シーズンから2シーズン連続でドライバー・チーム両方のタイトルを獲得している。
プリキュアコラボの概要
どちらも下の名前が「亜久里」で、いわゆる名前繋がりである。
余談
チームアグリが参戦したフォーミュラEの放送権を得たのがテレビ朝日系だったので、あながち外れたネタとも言い難くなりつつある。(関連リンク参照)