CV:興津和幸
概要
大手自動車メーカー「グレートモーターズ(GM)」の重役で「アメリカ大陸横断ワイルドレース」運営責任者の1人。
大企業の役員という立場を鼻にかけた振る舞いが目立つが異国民や先住民、アウトローなど曲者揃いのレース参加者達には通じず頭を抱えている。
レースの宣伝、前夜祭を開くことによりマスコミの注目を集め、レースでGMの車を勝たせることで出世の足がかりにしようとする野心をもつ。
「レースに勝ち、生き残る」ことに信念をもつトップレーサー・ディラン・G・オルディンと、GMが資金と技術力を提供することで利害が一致、ディランの設計構想を反映したレーシングカー・「G1」の開発に自ら携わり、勝つための準備を欠かさない。
元々はエンジニア上がりでエンジンを強化する装置を開発しようとして企業から理解を得られなかった過去を持つ。
今でこそエンジニアを顎で使っているが設計したマシンにエンジニア時代の名残があったり天晴がハイブリッドエンジンを作ろうとしている事に反応するなど心の底では技術者としての魂が未だに燻っている。
観客や各チームのスタッフと鉄道で移動していた際、レースを妨害する勢力による鉄道ジャックに巻き込まれる。幸い乗客の大半と共に脱出することが出来たが、ディラン等アウトローを参加させる為に根回しをしていた事が裏目に出て警察の助力が得られず参加者達のマシンも破壊されレース続行が絶望的な状況に追い込まれる。
参加者達との議論の末、企業の枠を越えチーム合同でレーシングカーの補修を行う事を決断。全てを賭けてスタッフの指揮を執りライバル企業や民間のエンジニアとも協力する姿勢はレース参加者を始め疲弊していたGMエンジニアをも奮起させ大会関係者達が一つになるキッカケとなった。
関連タグ
- ディラン・G・オルディン…レースの為に雇ったが記者の応対を押しつけられるなど振り回され気味。
- G1(天晴爛漫!)…ディランのマシン。開発に関わっている。
- アル・リオン…「BNW」の御曹司兼ドライバー。
- 空乃天晴…日本から来たエンジニア兼ドライバー。最初は馬鹿にしていたが彼の独創的なアイデアとまっすぐな言葉にエンジニア時代を思い出し…