概要
『月刊少年ガンガン』2008年11月より連載開始、2009年12月からは『ガンガンONLINE』に移籍し、3月22日まで連載(ちなみに基本は月一連載だったところを『血胤編』以降は隔週連載となっている)。単行本は全9巻が発売中。
本作では前作よりも1000年前、作中で語られた『大魔王デュデュマと女神』の伝説を描く、『マテリアル・パズル第0章』に位置づけられる物語である。
また、作画担当は吉岡公威、土塚理弘が原作/原案と分けられており、ストーリーもMP1~3章と比べて重くシリアスな内容となっているのも大きな特徴である。
連載は『ガンガンONLINE』に移籍したものの、隔週連載となった『血胤編』まで、その月の冒頭部分だけは『月刊少年ガンガン』本誌にも掲載されていた。
ちなみに彩光少年コミックス1巻あとがきによると、本来は4章『神無』の一部分として語られる予定であった。
ストーリー
本編マテリアル・パズルの時代から1000年以上昔の物語。
突如宇宙より飛来し、大地を破壊し生命を虐殺していく存在があった。その名は鉄身の巨人”ロボット”。
人類はロボットとの全生命体の存亡をかけた戦いを繰り広げることとなった。
圧倒的な戦闘能力を持つロボットに対抗しうる者、それは大地の守護神デュデュマによって生み出されたかつての僕”クロイツ”と、その遺骸である”魔王の骨”と融合することで現世にクロイツを呼び出せる”融合者”と呼ばれる者達であった。
これは思わぬ事から”融合者”に選ばれた少年ベルジと、世界の存亡を一身に背負う少女ミトの運命の物語である。