概要
現世から隔離された幽玄の地に住まう伝説の不老不死の人間の一人。
女神の三十指でも五本指と呼ばれる上級魔法使いであるジール・ボーイとの戦いで姿を現した、三人の魔法使い最後の一人。
赤い長髪の美女で、おなかに『檻』という厳めしい文字が描かれている。
性格は豪快な姐御肌で、大盛りのグラタン20人前をぺろりと平らげる旺盛な食欲の持ち主。割とさばさばとしている一方で、非常に女性らしい穏やかで優しい一面もある。
魔法使いとされるが魔法は一切使えない。しかしそれを補って余りある脅威的なまでの体術使いであり、拳で魔法を超えるというトンデモないポテンシャルの持ち主。しかも通常は実力の半分しか出していないというから恐れ入る。これは不老不死の肉体で人間の限界を超えた鍛錬を百年以上続けた結果手に入れたもので、パワーはもとより肉体の頑強さも怪獣レベルである。
実は妊婦さんで、腹の文字は自身の魔力(マテリアル・パワー)を対価に胎児を護るための結界。そのため、この文字の一画一画が消えていくと同時に本来の実力を覚醒させることが可能となる。
本来、不老不死の体である彼女には必要の無い措置なのであるが「産んでやる事すらできないお腹の子にできるせめてものこと」として、この文字による結界を選んでいる。
なお全力状態では敵の大幹部も脂汗を出すほどの覇気をまとう。母は強し…。
このことから、ティトォもアクアも極力プリセラに戦闘を任さないよう配慮している。