———見えたものを 話すほうが悪いだろうか 話さぬほうが悪いだろうか
概要
けむくじゃらの見た目に手が生えた姿をしている。
中級妖怪曰く、四方谷に住む大物妖怪らしいが、時折近くの者の心がわかる力があるため、煩わしく思い森の奥に引きこもってる(本人曰く、伝染してくる)。
ある日、森を訪れた夏目レイコと出会い、友人帳に名前を書かされた。
やがて年月が過ぎ、噂を聞きつけた夏目貴志が森を訪れ、名前を返してもらうために出会うこととなる。
ネタバレ注意!!
「———今 友人帳のページを探しますね」
「いや 探す必要はない どこにあるかは知っている」
「———え」
「一枚目だ」
実は夏目レイコが最初に名を書かせた妖である。
夏目レイコの過去を知る重要な妖怪の一人であり、夏目レイコの出会いと友人帳を作るきっかけとなった妖である。