概要
ギルティギアシリーズに登場するソル=バッドガイとカイ=キスクの腐向けカップリングである。
2人は初代ゲームから登場している、長年のライバル同士である。出会いは聖戦の最中にまで遡り、ソルの素っ気ない態度を気に入らないカイが一方的に追いかけ回す展開が主だった。だがソルの正体をカイが知ったことが契機となり、何も話そうとしないソルに歩み寄るような姿勢も時折見せていた。
実質、W主人公のためかパッケージなどでは二人の姿が多く描かれており、中にはくっつきあってるとしか思えないようなイラストも見受けられる。公式も自覚しているのか、ポスターの懸賞企画において「応募は『ソルとカイのイチャイチャしたポスターくれよ』の係まで」とwebラジオ(ぎるらじ)で言ってしまったほどである。ちなみにそのポスターはアクセントコアの「選べ、道をあけるか、くたばるか」とキャッチコピーの入ったもの。
それもあってか一部の公式イラストではカイがやや女性よりの絵柄で描かれる場合もある。
このイラストに関しては石渡氏がギルティギアゼクス画集にて「カイがどんどん女の子っぽくなっていきます」とコメントしておりしっかり自覚があるようだ。
また、別のソルとカイの距離が近いイラストでも「妖しい」と述べている。
上記のぎるらじではXrd記念に中田譲治氏と草尾毅氏が出演した際にブレイブルーの主人公であるラグナを譲治氏が、その弟であるジンを草尾氏が担当するネタストーリーの朗読が行われたが、ジンがブラコンでヤンデレという濃いキャラ付けである上に「兄さん」がソルとカイの家系的な関係である「義兄さん」とかぶってしまっている等、若干狙っている節が見受けられる。
ギルティギア2においては、カイがディズィーと結婚したことで図らずも義理の親子となり、カイの息子のシン=キスクはソルに預けることになった。詳細は「GUILTY GEAR 2 -OVERTURE- 設定資料集」内の小説に記述。
当初カイとディズィーの結婚に衝撃を受けた界隈は一時はファンサイトが大量自己閉鎖するお通夜事態となったが、蓋を開けてみればカイの息子をソルが育てるという、新しい方向性の萌えが生まれただけだったのかも知れない。
時代によって関係性は細かく変化しており、ささいなことで仲違いをしていた二人が、Xrdにてお互いが最大の理解者と呼べるような深い関係になっているのは大きな見どころだろう。
格闘ゲームにおいては主人公とライバルと言う関係は一番スポットが当てられることが多く、二次創作的にも人気が出やすい。この二人も例外ではなく、黎明期におけるサイトの数、即売会でのサークル数、二次創作の数などがほとんど常に最大を維持している、言わずと知れたGG界で一番人気の題材である。
ゲームでは開幕前後の専用演出や二人が対戦した時にだけ流れる専用楽曲まで用意されている。またシリーズが事実上停滞していたXX期に二人揃ってGG2に出演できたということも今日まで供給が絶えず続いた要因といえるだろう。
if展開のドラマCD BLACKでは団長就任前にカイが戦死したため、その遺志を継いでソルが聖騎士団の団長になっている。
ちなみにこの二人の本来の関係は舅と娘婿である。
ソルはともかくとしてカイはそれに長らく気づくことは無かったがGUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-にて気づくことになりソルと共に絶叫し精神的ダメージを負うほどのショックを受けた。