概要
魔王の魔力が人間の遺体に宿ることで立ち上がり、歩くようになったアンデッド。
人間だった頃の理性はぼんやりと薄まり、あてもなく夜の墓場をさまよう。
魔王の魔力によって人間との性交が可能な程度に腐敗が抑えられており、精を得ることで生前の知能や生殖能力を取り戻す事も可能である(その場合ゾンビを産む)。さらに膨大な魔力を蓄えた個体はワイトという上位種に変化する事もある。
『図鑑』における分類としての「ゾンビ属」は、原種とその直接の上位種であるワイトだけでなく、東方の「霧の国」の魔力によって生まれるキョンシー、主神とは別のある神が生み出したファラオ等も含み、「死体系アンデッドの総称」のような用法である。