概要
「どんとかつの時空大冒険」における敵勢力タイムダイン一味のリーダー格の男。
ある目的で、歴史を制御する力を持つチックンをつけ狙っていた。
手下とともに、どんちゃんたちの前に現れる。
バトル
本作でのラストボス。2形態戦うことになる。戦闘曲は「Time to dine(第一形態)」、「Time to dineⅡ(第二形態)」。
DLC第7弾『エンドレス太鼓祭り』での強化版は「夜桜繚乱感謝祭」。
第1形態
2つの時の石を使って譜面上で動かしたり、ブラックホールを発生させて音譜の一部を吸いこみ、後から高速で流しこむといった攻撃を行う。
第2形態
「サア 神ノ力ノ前ニ ヒレ伏スガイイ!!」
時の石の力を取り込んでパワーアップ・暴走した形態。まるで某有名RPGのラスボスを思わせるような機械仕掛けの体に変貌し、胸に埋め込まれた時の石の力を駆使して襲い掛かってくる。
行動パターンは大きく変わり、譜面を加速させる、ワープゾーンを設置して音符が流れてくるタイミングをずらす、譜面を巻き戻してその間に受けたダメージを回復する(Switch版では回復しなくなった)といったものになる
正体
どんちゃんたちが最終的にやってくる「未来時代」のさらに後の時代の人で、本名はナジム・タイムダイン。
幼少期に病に侵された母サラと死別するという悲しい過去を持ち、過去を書き換えて母を救うために時の石を狙っていた。
ラストバトル後、時の石がチックンのもとに取り戻されたことで夢を叶える術を失い落胆するが、待ち受ける悲しい未来を知り、医者となって自分の力で未来を変えてみせると誓うナジム少年(=幼少期の自分)の宣言を聞き、彼にすべてを託すことにした。
お祭りのひと時を終えての別れの際、たとえ未来を知る事ができても運命を変えることはできないという現実を受け入れつつ恨む気はないという心境を語った後、どんちゃんたちと分かれようとするが、ナジム少年の努力によって過去が書き換えられたことで延命し時空の扉を越えてやってきた母と再会を果たす。
そして、自分自身の力で未来の世界を良い世界にするために働くことをどんちゃんたちに誓い、母と共に元居た時代に帰っていった。
余談
名前の由来は恐らく、アラビア語で「星」を意味する「ナジム(ナジュム)」と、テーマ曲である「Time to dine」に由来する。後者を直訳すると「食事の時間」となる。彼の過去を踏まえて考えると、恐らくは「生前の母親と共に過ごしたひと時」を表しているのだろう。
彼自身、歴史が変わった事により母親と共に夕ご飯を食べるため元の時代に帰って行ったが、まさに願いが叶った瞬間だと言える。