あぁ…愛しのムテキング様…
概要
地球を侵略すべくタコ星からやって来たクロダコブラザーズの長女で、4人兄妹の末っ子(妹)。
一人称は「アタイ」のピンクの胸を持つ赤い目(一説ではサングラス)のクロダコで、人間態はふわふわ金髪の女性。
敵であるはずのムテキングに惚れており、彼を見かけると変身して妄想モードに入ってしまう。
そのため戦いの最中でもムテキングに肩入れしてしまい、あと少しで勝てる状況を逃してしまうことも多いが、長男でリーダーのタコキチを始め、兄たちに溺愛されているためそのことで追及されることは無い(なお、ムテキング自体が彼女に対して気のありそうな素振りを見せることもあるが、最後には兄達と一緒に彼女のことも成敗している)。
しかし、全く反省していないわけではなく第31話「ああ悲恋! タコミの純愛」では、兄達の優しさと自らの恋心に板挟みになり家出してしまったこともある(兄達はショックで地球侵略する気力を喪失してしまった)。
意外にも戦闘能力は兄弟達の中でもトップクラスであり、第14話に登場した番外戦士であるムテクイーンに兄達がデレてしまった際には、情け容赦ない攻撃で戦闘不能に追い込んでいる。
これ以外にも第41話では4人全員が合体したゴム獣になった際、左足部になった彼女を攻撃できずムテキングを追い込み(最終的にタコミが逃げたためバランスを崩し敗退した)、最終決戦では兄たち3人が合体ゴム獣になりタコミに隠れてもらって決戦に挑むも自分と兄達とムテキングへの全てのけじめをつけるべく女性剣士となりムテキングに直接対決を挑み互角以上の戦いを見せた(この時、ムテキング当人はタコミの苦悩を知り複雑な表情を見せていたこともある)。
またリンとも何回か顔を合わせているが、彼がムテキングの正体であることにはまったく気付いておらず、何の特別な感情も持っていない。
だが、最終回でリンに投げ飛ばされた際は「小型ムテキング様みたい」と言っている。