概要
パラッパタウンの凄腕人気美容師。かわいいカットが評判。
普段は温厚な性格だが、ひとたび怒り出すと顔も体も真っ赤になって暴走し、手が付けられない状態になる。
ゲームではステージ5を担当。悪の組織「ヌードル団」が仕掛けたテープレコーダーから流れる音楽を聴いたことで洗脳され、アフロにしかカットできない体になってしまった。散々暴れた挙句、パラッパのクールなラップの力とミルクカンのメンバーの協力により、正気を取り戻すことができた(というのは表向きの理由で、実際はレコーダーが壊れたから元に戻れたようなものだが…)。
店は外装・内装ともにピンクとエメラルドグリーンを基調とした超ハデハデなデザイン。ドーム型の屋根のてっぺんには、タコとサメが合体したような奇妙なオブジェが飾られている。なお、アニメ版では外装のデザインが違う。
モチーフはその名の通りタコだが、腕は普通に2本。タコ本来の形をしているのは頭の部分のみで、それも上下がひっくり返った少々奇抜なデザインになっている。
…とはいえ、現実のタコの場合、頭のように見える部分はお腹であるという事実を考えると、上下逆さというのはあながち奇抜でもないのかもしれない。
体の部分は蛸壷をイメージしたものであるらしい。
余談だが、相撲で力士の髷(まげ)を結う職業を床山という。「タコ山」という日本語名はこれを元ネタにしているのではないかと思われる。
ちなみに公式でさん付け。
アニメ版
CV:三ツ矢雄二
一人称は「私」で、女性的な口調で話す(暴走時には「俺」になり、口調も乱暴になる)。ゲーム版とは違い、普段からハイテンション。
店は行列ができるほどの繁盛っぷり。特に女性からは大人気で、中にはタコ山さん目当てのファンも存在するようだ。注目されていることを十分すぎるほど自覚しており、休む暇がないほどの忙しさにもかかわらず、ファンへのサービスは欠かさない。
今でこそカリスマ美容師だが、子供の頃はプロレスラーになりたかったらしい。
愛車は赤いスポーツカー。