概要
死恐怖症と訳され、人間が死に至る過程や、「存在することが止まる」ことについて考えるときに心配になるという症状。
元々「死が怖い」ということ自体はほとんどの人が持っている感情であるため、それに忌避感や恐怖感を持つことは何らおかしな事ではないが、タナトフォビアは「恐怖症」とつくだけあって病的なレベルに至ってしまっているのが特徴。
自他共に死は不可避なものであるだけに取り除きようがないのが辛いが、「死」に対する価値観は様々ある。そうしたものを知れば少しは和らぐかもしれない。
余談
眠りの神ヒュプノスとは兄弟で、命を全うした者の許を訪れ、ヒュプノスが永遠の眠りを与えてタナトスが魂を冥界へ導くとされている。
タナトフォビアのキャラクター
など
タナトフォビアの著名人
本人が公言しているが、病的なレベルではないという。暇な時間があると未来(死)について考えてしまう傾向があるため、なるべく仕事を入れたり人と話したりするように心がけて対策していると語っている。
関連タグ
ネクロフォビア(死体恐怖症)
タナトフィリア:死に性的興奮を覚える異常感覚