概要
「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!」に登場する、ゾケット一派が使役する大灯台島のボスの1体。
カララフル海域の大灯台島を守護する大ボスで、見た目は巨大な樽のロボットのような姿をしている。
ボルドルド隊のボルドーによってヤミコネリー(エネルギーの精霊・コネリーがコネクタルを供給できなくなって赤黒く淀んでしまった姿)を餌として与えられ、その量はフォレストン海域の大灯台のボス・ガブンデスのものより多い。
カララフル海域の大灯台島は海域にやってきてすぐに発見できるが、四方を壁に囲まれており、大砲で侵入できなくなっていた。
そのためボルドルド隊はマリオブラザーズが大灯台島に来れないと高を括っていたが、ギミルダが開発し、グズグズ団が操縦したロケットによって壁が破壊されたため侵入を許してしまう(なお、ボルドルド隊はマリオブラザーズが目前に迫るまで爆音の正体に気付かなかった)。
汚名返上のために、ボルドーが差し向けたのがこのタルンドルである。
名前の由来はおそらく、「樽」と「弛んでいる」のダブルネーミングと思われる。
戦闘
タルンドルはコンベアの上に立っており、攻撃の際にはこれでマリオかルイージの軸に合わせて攻撃してくる。
- 樽投げ
ベルトコンベアで標的との軸を合わせ、樽を投げつけてくる。
アンダースローは転がってくるのでジャンプで回避、上手投げはバウンドするのでジャンプしないように。
被弾しないでいると、怒って最後にタックルを仕掛けてくる。
- 箱投げ
でんぐり返ししてこちらに近づくのが予兆。
両手で箱を掲げ、こちらにぶつけようとする。
ハンマーで迎撃できるが、箱をこちら側に傾けた時に殴ると箱がこちらに落ちてきて強制ダメージになる。逆に箱が後ろに傾いた時に殴ればノーダメージで済む。
- 転がり攻撃
変形し、横転しながら手前から奥、または奥から手前へと連続体当たりをしてくる。踏みつけるに成功すると中断させられる。
- ボルドーの野次
ボルドーが野次を飛ばし、タルンドルのpowとdefが上がる。
- 防御
手足を引っ込め、防御態勢に入る。
この状態では攻撃があまり通じず、タルンドルがどんどん回復してしまう。
ブラザーアタックを使わず、コンビネーションアタックで攻撃することでルイージセンスが発動する。
- 押し潰し
怒り状態から使用。
標的の両端に両手を置き、背中の爆弾の爆発の勢いを利用して押し潰そうとする。タイミングを読んでハンマーで迎撃すべし。
ルイージセンス
タルンドルが防御態勢になり、その時に攻撃を当てるとベルトコンベアの装置に箱がぶつかって作動する。
この時にルイージセンスを使うと、コンベアを動かしてタルンドルの上に箱を積み上げる。6個積み上げると重さに耐えられなくなり、防御態勢が崩れて気絶させることができる。
なお、初回成功時はルイージの操作でベルトコンベアから脱線し、どこかで見たような光景で連続ダメージを受けながら転がり落ちていく演出が入る。
2回目からは爆弾も降ってくるようになり、当たると積み上がった箱が壊れてしまう。
また、積み方が悪いと箱が崩れるので、そちらも注意。
ゼツエンタルンドル
あるサブシナリオで戦うことになる、ゼツエンタイ状態のタルンドル。
攻撃に当たるとゼツエンタイ状態になる可能性もそうだが、ゼツエンタイのバリアを2枚張ってくる。つまり2回以上攻撃を当てないとタルンドルに攻撃が当たらないし、なおかつ上にトゲがあるためジャンプ攻撃が効かない。
関連タグ
ゲラネ・コンティ…初代マリルイでの樽モチーフのボス繋がり。
ガラクタモンスター…マリルイ3での、鉄屑ロボットのボス繋がり。
ベルチャ…スーパードンキーコング3に登場する、樽モチーフのボスの大先輩。心なしか姿も酷似する。