CV:野島健児
概要
オリジナルアニメ『PSYCHO-PASS』の登場人物、宜野座伸元が飼っているシベリアンハスキーの名前。由来は宜野座の趣味であるコイン収集のきっかけとなったアメリカの10セント硬貨(Dime)から。
オフィシャルプロファイリングによると宜野座はダイムの他に既に亡くなっているが「ロン」という名前の犬も飼っていた。
具体的に宜野座がいつからダイムを飼っているのかは「PSYCHO-PASS ASYLUM」2巻に収録されている話の中で明かされた。(下記参照)
なお、アニメ1期でダイムは一度も出てこなかったが、2期第3話でついに初登場。
宜野座が執行官となった今その身が案じられていたが、現在も自室での飼育が出来ている様子。
ファンアートでは一般的によく知られている黒×白系の色で描かれていることが多かったが、茶色系統の毛であることが判明した。
webラジオ「PSYCHO-PASS ラジオ 公安局刑事課24時」第9回
Webラジオ内のミニドラマ「刑事課の犬たち24時」にて初めてダイムの名前が明かされた。
宜野座とは子供の頃からの付き合いで家族同然の存在であることに触れられており、シベリアンハスキーの老犬であると描写されている。
ミニドラマ内でダイムの声をあてているのは宜野座役の野島である。
ミニADVゲーム「ちみキャラさいこぱす」第6話「UMA」
直接ダイムは出てこないが、唐之杜志恩が三係の女の子らに「宜野座の自宅には老犬がいて世話が大変」という話をする。
PSYCHO-PASS LEGEND 宜野座伸元「別離」
2107~2108年頃の一係を舞台にした派生小説にて、宜野座とダイムの出会いが書かれている。
父である征陸智己が潜在犯に落ちて執行官となってから、宜野座と母は潜在犯の家族というだけで周囲から疎まれ罵られ、居場所もなく転居をくり返していた。そんな生活の中でとうとう母は色相を改善させる薬が元で急性ユーストレス欠乏症からの危篤状態となり、やがて亡くなる。
当時、子供であった宜野座も色相を濁らせて危険な状態であったが、祖母である宜野座亜紀穂が孫のためにあれこれ手をつくした。その時にセラピー犬として彼に贈られたのがダイムである。
ダイムは事件の捜査で宜野座が一時的に保護することになったロンの事も面倒を見たり、と地味に活躍している。
なお、執行官となった宜野座がダイムと一緒に公安局の執行官用官舎に入るが、その部屋はかつて征陸が使っていたところであるのがラストシーンにて明かされる。
オフィシャルプロファイリング2では征陸の部屋を遺品ごと宜野座が引き継いだ事や官舎でダイムの飼育が認められたのには常守朱の尽力によるものだと示唆されている。