概要
CV梅津秀行
チェスターVとはくもりときどきミートボール2』に出てくるキャラクターで、作中では、有能な発明家を集めている巨大企業「リブコー」の最高責任者である。本名はチェスター5世。
人物
リブコーの最高責任者でフリントが発明家を目指すきっかけを作った人物。多忙のあまり、自分のホログラムを作って出動させている。フリントの才能を認めて社員として受け入れた。彼の最初の発明品は栄養満点のフードバーである。フリントが子供の頃は髭と眉毛がオレンジだが、今では白くなっている。
活躍(ネタバレ注意)
スワロー・フォールズでリブコーの頭脳飛行士たちが危険な生物に襲われているという連絡があったらしく、その危険な生物こそFLDSMDFRが生み出した生命体「フード・アニマル」だったのだ。
このままフード・アニマルを放置すれば、島外に出て被害を及ぼすと察知したチェスターVはフリントに島に戻ってUSO・USBをFLDSMDFRに差してFLDSMDFRを止めろとフリントに要請。指令を受けたフリントはサム達を呼び、ティムの船でスワロー・フォールズへ戻る。チェスターVはフリントが仲間を連れて島に向かったことを知り、社員を連れて急行する。しかしUSBを差す直前に誕生したマシュマロのフードアニマル(マシュマロの上部分に目と口がついたもの)が家族みたいに見えて、フリントは止めるのは間違いだと気づき止めるのをやめてしまう。しかしチェスターVはフリントの言葉を聞かず、USBをFLDSMDFRに差し、止めてしまう。が
フリント「USO・USBがプログラムを変えた!?」
チェスターV「終わったスマッシュアップ作戦開始!」
実は本作のヴィランであり、本性は友達を否定する冷酷な人物で、かつてのフリントと同じく友達のいないいじめられっ子であったことが原因で今の人格になったと述懐している。FLDSMDFRから生み出された食べ物は本物より美味でチェスターVはFLDSMDFRでフード・アニマルを生産し、それをフードバーに変えようと目論むためにFLDSMDFRを手中に収めるためにフリントを利用していた。FLDSMDFRを盗み出した後、用済みになったフリントを崖から落とし(フリントは上記のマシュマロ達に助けられた)、生み出させたフード・アニマルや捕らえたサム達をフードバーの材料にしようとしたがフリントとスティーブに阻止される。最期は自分を裏切ったバーブにFLDSMDFRを奪還され、落ちてしまいシュレッダーに入りそうになり、ホログラム達に助けを要求して助かろうとしたが、ホログラムなので普通にすり抜けてしまった。最終的にベストの中にこもってシュレッダーを回避し逃亡を図るがチーズパイダーに捕食され自分自身が食べられるという皮肉な最期を遂げた。(マニー曰く「後味が悪い」)おまけに彼のベストが抜け殻で出てくる始末。
余談
リブコーの英名「Live CORP」の「Live」は逆に読むと「Evil(イーヴィル=悪魔)」となるので彼がヴィランであることの伏線は立っていた。(そもそも序盤で「本当の計画がバレないように」と言ってしまっているので視聴者は早い段階でヴィランだと分かってしまう)
なお彼はFLDSMDFRを使いフードアニマルを量産し、それをフードバーに変えようとしたが、そもそもFLDSMDFRは長い年月が経っているので昔のように本物の料理より美味しい食べ物を作れるのか分からないし、フードアニマルが毒を持っているかわからないし、そもそもの問題、いくら美味しいからって、料理を混ぜるとゲテモノが誕生するかわからないので彼は天才的だが考え方はアホである。なので仮に目的が成功しても、その後はどん底に落ちる可能性がある。なお彼の発明品もほとんど明かされておらず、上記のフードバーやものすごく伸びるパンツ(3歳の頃のやつをジジイになっても履いている)に安全スーツしか作っておらず、本当に科学者なのかと疑ってしまう。
なお彼は部下のバーブ(人間の脳を入れられたオランウータン)の事を猿と呼んでいるが、そもそもも類人猿(オランウータンやゴリラの科目)は猿から分岐した種なので厳密にはサルの仲間ではない。そもそも人間も同じ猿から分岐した生き物である。
関連タグ
メジロ家の執事 中の人繋がり。
スティーブ・ジョブズ 彼のアンチテーゼ。