チュアンジエサウルス
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ちゅあんじえさうるす
ジュラ紀中期の竜脚類。チュアンジェサウルスともいう。
1億6000万年くらい前の中国に生息していた竜脚類。大きさ27メートル。
後の時代(ジュラ紀後期)のマメンチサウルスに近縁で、その祖先にあたると考えられている。
名前は発見地の川街(チャンジエ)にちなんでつけられたもので、一ヵ所から11体もの化石が(それも良好な状態で)産出した事で知られている。ちなみに化石は同じ向きで産出した事から、群れで行動し、洪水に巻き込まれて溺死した可能性が指摘されている。
マメンチサウルス:もっとも有名な「ホチュアネンシス」は22メートル程とされているが、チュアンジエサウルスは首だけでなく尻尾も長かったのでそれでコイツに勝っている。しかしマメンチサウルスは複数種いて、その中には30メートルを越える「シノカナドルム」という仲間もいた。
スジェチュアノサウルス:同時期の肉食恐竜で大きさ7メートル程。チュアンジエサウルスの化石に混じって一体だけ産出した。
ブルハスカヨサウルス・フディエサウルス:アジア圏の超大型恐竜で、どちらも30メートル級と考えられている。しかし化石は少なく、ブルハスカヨサウルスに至っては後ろ足の一部しか見つかっていない(フディエサウルスは背骨と前足が見つかった)。
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