概要
推定全長48~55m、体重200tほどの超大型のティタノサウルス類。
名前の意味は「巨大な体のトカゲ」で、名前に恥じない巨体だったと考えられている。
見つかった化石は後ろ足の部分のみだが、発見された当初は獣脚類に分類されており、ティラノサウルスがニワトリに見えるくらい巨大なアベリサウルス科の肉食恐竜と報じられていた。しかしその後の調査での骨は竜脚類のものであることが分かった。脛骨はアルゼンチノサウルスより25%長く、そこから推定される体重は約200tとも言われている(そもそもティタノサウルスの仲間は体格通り骨太で強靭な骨格を持つものが多く、軽量化の工夫が多いディプロドクスの仲間とは対照的であった)。