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ティターニア(ガンダム)

てぃたーにあ

ティターニアとは、ゲームソフト『機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy』に登場するモビルスーツ(MS)。
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概要編集

PS5/PS4用ゲームソフト『機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy』に登場。

ノイジー・フェアリー隊がHLVから回収したケンプファーの機体構造を中核として全面改修したバリエーション機。型式番号MS-18NF

パイロットはアルマ・シュティルナー少尉。


「装甲の代わりに武器を積み推力を活かして敵拠点を強襲、殲滅する≒帰還を重視していない」という特攻機と呼べるケンプファーの設計思想を嫌ったメカニックとそれに同意したアルマ以外のノイジー・フェアリー隊の意向で、全身に新規装甲とそれに伴う重量増加をカバーするスラスターが装備されており、パイロットのシュティルナー少尉に合わせた高機動型MSとして仕上がっている。

アルマも本機の機動性を「羽が生えたみたい」「思った通りに動ける」と評しており彼女のNT素養と相まってノイジー・フェアリー隊の中核を担う。

このため僚機のイフリート・イェーガードム・ノーミーデスと異なり原型機での運用はされていない。


ケンプファーから引き継いだ頭部バルカンと左腕に新造した腕部ガトリング砲を内蔵武器として持ち、ソードオフ・ショットガン、ジャイアント・バズやシュツルム・ファウストを携行し、ケンプファーE型と同様に武装面を実弾系で固めることで高性能なジェネレータの出力を推力及びパワーに回している。ビーム兵器を携行しても機動性に大きな影響が出ないように配慮されているが、E型と同じく戦闘継続時間は低下するため、ビームサーベルのみを基本装備としており、それ以外では防衛戦時にゲルググJのビームマシンガンを装備したことがある程度。

ただし、E型と異なりビームサーベルでの格闘戦は積極的に行っており二刀流で扱っている。

背中にプロペラントタンクを搭載して稼働時間を延長している。


余談編集

原型となったのはケンプファーではあるが、作中の描写から少なくとも外装を取り付けずに送られてきており、登場したのは図面の内部フレームのみなので原型機が具体的にMS-18Eケンプファーと断言できないことから一部のファンは外見の特徴が多少似ていることからプロトタイプ・ケンプファーやビーム兵器を使用できる設定からF型の可能性を挙げている者もいる(脚本上は限定されていない様子)。

一応、前述の通り外装はあまり関係なくプロトタイプ・ケンプファーとティターニアで形状が一致する装甲はないことやビーム兵器の運用自体はE型時点でゲルググを上回るジェネレータ出力を有している点を踏まえればE型でも問題はない。

ただし、E型をベースとした場合、そもそもその高いジェネレータ出力の大半を推力に割り振ることで圧倒的な機動性を確保しているE型からさらに推力を向上させ、その上ビームマシンガン等のビーム兵器の使用が可能になっている点は既存設定と矛盾しているようにも感じられる。これに関しては、E型がビーム兵器の運用を避けて実弾兵器を大量に搭載する形で火力と機動性を両立する際に本体の推進材のみを使用することを前提としているのに対して、本機ことティターニアはプロペラントタンクの増設によって推進系の燃費(燃焼効率)を完全に度外視することでビーム兵器運用のための余剰出力を捻出し、火力・機動力・防御力のバランスをある程度維持したが、その結果としてビーム兵器運用時に稼働時間が短くなってしまっているとも考えられる。


一部のファンによっては「ケンプファーE型よりも特攻機なのでは?」と疑問を持たれる事もある。もっとも、アルマの戦闘スタイルは本人も突撃と称するものなので機体コンセプト自体もそれに合わせている。


名前はシェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」に登場する妖精の女王ティターニアから取られ、部隊長であるキリー・ギャレット少佐により命名された。


ケンプファー系列が主人公機となるのは恐らく初。しかしプラモ展開では僚機のイフリート・イェーガーが先んじてキット化を果たしたにもかかわらず、未だ音沙汰がない。


関連イラスト編集

アルマ&ティターニア

漫画版作者・高木秀栄氏によるイラスト。


関連タグ編集

ケンプファー プロトタイプ・ケンプファー

 

タイタニア:名前の由来が同じなこれまたゲームオリジナルのMS。こちらはジ・Oの発展改良型。

オーヴェロン∶こちらはジ・Oの開発者が作り上げたティターニアの夫の名を持つガンダム

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