「スカッと!トラブルバスターズ」の主人公の1人。
人物
2021年8月頃より登場。後に、性格はそのままで主役の一人に加わった。後ろ髪をまとめた銀髪の男性で、通称は「テッさん」。
当初はヒカリ達が通うバーのマスター、あるいは主役の縁者や友人として登場した。普段はしょうもないいたずらで周囲を困惑させるが、ひとたびトラブルが発生するとトラブルバスターズの助っ人となる。
ギャンブル好きで常に金欠。方々に借金を抱えており(主にアオトの経営する闇金から借りている)、バー以外にもバイトを掛け持ちしている。金欠続きのため食うに事欠くことも少なくない。食事(特に結婚式など人に奢ってもらう場面)の際は「チェゲバラ」をはじめとする珍妙な音を立ててがっつく癖がある。
他人(特にDQN)が窮地に立たされている場面をネタにメシウマすることを喜びとする。スラングとしてのメシウマだけではなく、メシウマシーンで実際に食事することもある。他のキャラが主人公の回でも、メシウマシーンにしれっとテツが紛れ込んでいる場合もある。
そのだらしない性格に加え、銀髪や渋い声質など某万事屋を彷彿とさせる要素が多い。そのせいか、回によってはバーテンではなくなんでも屋の経営者として登場することもあった。
基本的にトラブルメーカー体質ではあるものの、DQN達とは違って人情や最低限の常識は身につけており、大事に思う人を傷つけることは絶対にしないため、周囲からは「シャレになるクズ(またはダメ男)」と評される(一部エピソードでは自身に非は無いのに両親や兄弟などに疎まれ、搾取子として不遇な扱いを受けたことでこうなったという説明がある)。
アカシら同様に家族をとても大切にする傾向があり、嫁や我が子の為なら趣味のギャンブルすら封印して尽くす。一方で彼らに裏切られた時は徹底的に追い詰めて人生を破滅させるほどの制裁を下すという執念深さと容赦の無さも持ち合わせてもいる。
友人達にも呆れられながらもなんだかんだ慕われている。ただし、一度ヒカリたちに無銭飲食の疑惑を掛けられたことがあるほか、アカシに対しては非モテネタでからかったり無理やりおごらせようとしたりするため辟易されている。逆に、アカシの恋バナやフラれた際の慰めに付き合わされる際には、自分の方がうんざりする。
主役へ移行後は、登場した際には建築会社・工業系会社の社長や、DQN新人または上司に悩まされる中間管理職といった役割が多く、他の主役達と比べるとかなり一貫している立場にある。ギャンブルもあくまでお小遣いの範囲内で楽しむ程度に留まり、お調子者な性格ではあるものの仕事は至極真面目にこなし、人望を集める人物として描かれる。
容姿自体は整っている方であり、明るく懐こい性格も相まってか女性人気は高いという描写もされる事が増えている。サブキャラの女性陣ではミオ、ミズキ、橙子、まゆかに慕われ(悪友としてはトビーとも)共演することが多く、前者2名とは結ばれる展開もある。
一時期は、「メ・シ・ウ・マ・速・報ー!」を口癖のように使用していた。稀にDQNに対してブローノ・ブチャラティばりに「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」と告げることもある。