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テルネリン

てるねりん

テルネリンとは、中枢性の筋弛緩剤。似たものにミオナールがあるが、ミオナールより効果が強い反面、副作用・相互作用が多い。

概要編集

一般名:チザニジン

筋肉緊張・凝りを緩和する中枢性筋弛緩剤の一種。

中枢におけるα2受容体に作用し、筋弛緩作用を表す(α2刺激作用による血圧の低下には必要)。

筋肉の張りで起こる肩こり・腰痛症・緊張型頭痛などをほぐしてくれる。


ミオナール(筋弛緩剤の一種)より効果が強い一方で副作用も強く、眠くなりやすいことが報告されている。

相互作用する併用禁忌が指定されており、抗うつ薬SSRI『ルボックス(一般名:フルボキサミン)』や抗菌薬『シプロキサン(一般名:シプロフロキサシン)』。

なぜなら、『テルネリン』の代謝・分解に関わる酵素「CYP1A2」をルボックスやシプロキサンが阻害し、『テルネリン』の血中濃度が必要以上に高くなってしまうからである。

血中濃度が高くなり過ぎれば最悪の場合低血圧症状を引き起こしてしまう恐れがある。


関連タグ編集

筋弛緩剤 薬剤 処方

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