概要
「テルビューチェ(Tebutje)」、または「テブテジュ」とは、キリバス諸島の原住民が用いている武器である。
キリバス諸島固有の刀剣で、長く平たい棍棒に、鮫の歯を埋め込んだもの。『小さな刃を打ち込んだ木刀』といった形状の武器である。
類似の武器として、ハワイ諸島の「レイオマノ(Leiomano/Lei O' Mano)」がある。こちらもテルビューチェとほぼ同じ「長い棍棒に、鮫の歯を埋め込んでいる」という形状・構造の武器である。
キリバスが発見されたのが18世紀のため、テルビューチェが18世紀以前のいつ頃から使われていたかは不明。
短剣程度のものから両手長剣、刀身が3つに分かれたものなど様々な形状のものがある(類似した武器であるレイオマノもまた、形状にバリエーションが存在する)。
余談
非常にマイナーな武器であり、フィクションにおいてもこのテルビューチェ使いのキャラは過去から現在に至るまで、ほぼ見られない。
(レイオマノに関しては、彼女がいるが)。
ゲームにも、TRPG「トンネルズ&トロールズ」に登場したくらいである。