概要
60話「マジンガーZ秘密兵器発射!!」に登場。
あしゅら男爵とブロッケン伯爵との、共同作戦のために出撃した機械獣。
手足は無く、四枚の鋭い刃物であるウイングをプロペラのように回転させて空を飛び、回転カッターとして敵を切り裂く。
全高18m、重量200t。
劇中での活躍
あしゅらとブロッケンの共同作戦のために出撃。
当初、光子力研究所が長距離ミサイルにより攻撃。その直後に出現し、ボスボロットにわざと投げ飛ばされる。
実は機械獣の方が囮であり、デスクロスV9に気を取られている隙に、光子力研究所に必殺ミサイルを着弾させる作戦だった。しかしブロッケンが早まってミサイルを発射してしまい、機械獣の方が光子力研究所の方へと攻撃するために向かってしまったのだった。
必殺ミサイルは、出撃したマジンガーZのアイアンカッターにより撃破。しかしデスクロスV9の方はルストハリケーンなどの攻撃が効かず、逆に追い詰めていく。
が、飛行するように改造されたボスボロットへと、デスクロスV9は目標を変更。それにより翼の動きを止めてしまった。
すかさず、改良されたアフロダイAが発射した、連射式アフロダイミサイルを受けてしまう。
更に、三博士がマジンガーZに搭載した新兵器・ドリルミサイルにより翼を破損。アイアンカッターの連続攻撃を受け、破壊されてしまうのだった。
「マジンガーZ/INFINITY」にも登場。
その四枚刃の翼を回転させて襲い掛かるも、スクランダーオフしたマジンガーZに受け止められ、振り回される。
回転刃により、周囲に集まった無数の機械獣を巻き込み、切断して破壊。最後に後方から迫って来たダブラスM2へと刃を食い込まされ、二体同時にドリルミサイルの連射を受け、破壊された。
原案デザイン
原案は石川賢。原案デザイン時から凶悪な雰囲気を有し、四枚刃の回転ギミックも既に設定されている。それらをほぼそのままのデザインで清書され、決定稿となった。
ロボットガールズZ ONLINE
機械獣ガールズの一人として登場。
CV:上田瞳
チームZに対抗するため、ブロッケン伯爵がハリビューンやサイガを中心に結成した特選部隊『ミサイル団』の一員。実は手柄を焦るブロッケンのことが心配な、あしゅら男爵が送り込んだスパイである。しかし“デスクロス”というイカツイ名前と、まるで女幹部のような見た目で、ミリちゃんたちから悪の組織の大首領として敵視されることに。
本人自身は母親のように優しい性格をしており、悪に徹することができない。
そういう意味で、地下帝国内では“小あしゅら”などと呼ばれているらしい。
「ブロッケンのサポートの為にあしゅらが用いた機械獣」という原作での立ち位置を基にしたキャラ付けがされているが、チームワークが壊滅的だった原作とは逆に、的確なサポート役として活躍。好感度シナリオにおいては光子力研究所の占拠という原作では果たせなかった悲願を達成するが、もぬけの殻になった本拠地に逆にZちゃんたちに攻め入られ好き放題される報復を受けてしまう。
また、あの組織を彷彿とさせる名称のせいでガイちゃんにも警戒されている。