勇気の翼で風に乗り、歓喜の声を上げて、大集合。待ちに待った時が来た。
カードとしての能力
トット・ピピッチ |
C 火文明 コスト3 |
クリーチャー:ファイアー・バード 1000 |
バトルゾーンにあるドラゴンはすべて、「スピードアタッカー」を得る。 |
概要
DM-08「闘魂編 第3弾 超神龍の復活」にて登場したクリーチャー。
バトルゾーンに存在しているドラゴンにスピードアタッカーを付与してくれる能力を持っている。強力なパワーを持つドラゴンが召喚酔いなしで攻撃出来るという点はかなり強力。特に紅神龍バルガゲイザーなど、攻撃した際に能力が発動するドラゴンとの相性も良い。
漫画版などで切札勝舞がよく多用していたファイアー・バードであり、そのおかげもあって、2弾前に登場したコッコ・ルピアと同様に、知名度が高いファイアー・バードである。
但し、この能力、バトルゾーン存在しているドラゴンすべてにスピードアタッカーを付与してしまう関係上、実は相手のドラゴンにもスピードアタッカーを付与してしまうという重大な欠点がある。実際に漫画版では、ザキラが、トット・ピピッチの能力が相手のクリーチャーにもスピードアタッカーを付与させてしまうという点を利用し、勝舞がトット・ピピッチを出していた序盤の時に黒神龍バグラザードをスピードアタッカーにさせて光文明のブロッカー(粛清者イングベルト)を破壊させて、光文明のブロッカー召喚へのプレッシャーを与えるという友情コンボを見せている。
そのため、ドラゴン・ゾンビなど、他の文明のドラゴンをスピードアタッカーする場合、マイキーのペンチなどを選択するという考えも持った方が良いだろう。
近年では、元からスピードアタッカーを持っているドラゴンが数多く増えてしまい、さらにスピードアタッカー付与持ちのドラゴン(永遠のリュウセイ・カイザーなど)も次々と増えてしまった。そのため、かつてこのカードが採用されることが多かった【連ドラ】では、現在ではこのカードが採用されなくなってしまっている。
また、このカードが登場してから、多種多様な構築済みデッキで再録された経験を何回もしていたのだが、DMC-67「ドラマティック・ウォーズ ドラゴン&ファイアー」を最後に再録されていない。やはり【連ドラ】では、このクリーチャーよりもスピードアタッカーを付与してくれるドラゴンの方が良く使われてしまっている影響かもしれない。
但し、今でも人気があるのか、このカードの派生カードも登場している(トット・銃・ピッチやボルシャック・疾・ピピッチが該当)。
デュエル・マスターズ プレイスではDMPP-01「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」で実装。効果範囲が自分のドラゴンのみに変更されたため、相手に利用されてしまうということはなくなった。その代わり、レアリティはR(レア)に格上げされている。