生態
主に岡山県に生息。成虫は花の蜜を吸ってセグロイナゴ(セグロバッタ)の卵鞘に自分の卵を寄生させる習性を持っている。
その外見からとても愛らしい虻として人気が高く、後述のようにキャラクター化されることもある。
大きさは、大人の小指第一間接ぐらいで淡い黄緑色をしている。
人懐っこい性格と言われ、指を差し伸べれば運が良い時に止まってくれる。
後脚をあげて飛ぶ姿も愛らしい。
目がつぶらでキーウィや雀のように愛らしいと人気が高いが、実はつぶらな瞳なのはメスだけ。
オスは目と目がくっついているハエに似た顔をしており、残念ながらあまり可愛らしさはない。また、毛の色は全体的に茶色なのが特徴。
個体数が数百匹しか確認されていない絶滅寸前の種である。
関連イラスト
上:トラツリアブ(メス)
下:オオスカシバ