概要
本作品はアニメ監督・飯田馬之介とアニメ制作会社・ボンズによるオリジナル企画である。2011年6月より、6か月をかけて全6章の形式で上映される映画となっている[1]。
元々本作は、キャラクターデザインの川元利浩が、「飯田と共にオリジナル作品の創作をしたい」という思いから来たものであり、その後企画はスタートした。ボンズの南雅彦によれば、公開の4年前から製作会議を行ってアイデアを出し合い、その頃から本作品の「オリジナルのヒーローアクションもの」という構想が飯田の中で生まれたという[2]。飯田は公開前年の2010年病気のため急逝してしまったが、その後もりたけしが「協力監督」という役職で作品を引き継ぎ、製作が続行された[3][4]。
全6章観賞記念として、劇場指定席券の半券6枚(前売券の半券や同じ章の半券を複数枚は不可)と引換で、非売品スペシャルドラマCDをプレゼント。また世界観を解説した『トワノクオン シークレットファイル』を第1章入場時に配布、公式サイトでもpdf形式ファイルで配信されている。
あらすじ
近未来の東京に、能力に目覚める少年・少女が現われた。その能力を目覚めた者を狩るのは秘密組職クーストース。その人を守るために、クオンっていう少年が現われた…
登場人物(☆付きは重要人物)
アトラクター
☆クオン
☆テイ
☆ユリ
クーストース
オールドーの実行部隊。ラテン語で番犬を意味する。世界中に支部がある。日本支部は上代がトップを務め、その傘下にサイボーグ部隊(WTOC)を擁する。
上代(名前不明)
WTOC (読み:うとっく)
クーストース日本支部の傘下にある部隊で、対ベスティア作戦の切り札。隊員は、脳と神経以外を全て機械化されている。改造手術を受けた5人の隊員で構成されている。WTOCとはWeaponed Terminator of Custosの頭文字から。WTOC隊員は脳と神経以外の全身体をサイボーグ化されており感情や肉体までも機械制御された、言わば生体兵器のような存在(ある程度の人間的思考・感情は残されている)。
アルファ(海藤)
ベータ(ハリー)
ガンマ(レイ)
デルタ(飛鳥ひずる)
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