概要
漫画『マッシュル-MASHLE-』に登場するドット・バレット×ランス・クラウンのBLカップリング。
プロフィール
名前 | ドット・バレット | ランス・クラウン |
---|---|---|
誕生日 | 4月1日 | 2月3日 |
血液型 | B型 | B型 |
身長 | 178cm | 178cm |
体重 | 72kg | 70kg |
足のサイズ | 28cm | 28cm |
お互いの呼び方 | ランス、テメェ、スカシピアス | ドット、お前、貴様 |
CV | 江口拓也(TVアニメ) | 石川界人(TVアニメ) |
作中の表現(アニメ2期以降、14巻収録のネタバレ)
作中では、互いを「ウゼェダチ」「やかましい奴」と評価しており、頻繁に殴り合いの喧嘩をしている所謂ケンカップルと言える。そしてドトランを語る上で欠かせないのがやはり14巻収録のエピデム戦である。
「だいたいそんな大事なこと一人で抱え込むんじゃねぇ」「ダチだろうが」(単行本14巻121話)
ランスの最愛の妹アンナの難病の原因がエピデムだと知ったランスは怒りに我を忘れる。そんなランスの為にドットはエピデムに殴りかかり、奪われたペンダントを取り返す。その後ドットがランスの頬を殴ってから掛けた言葉である。
このセリフの前は「テメェの大切な妹が大変な目にあってんなら、尚更オレは協力するぜ」後は「大事なもんなんだろうがしっかりもっとけよ」と続く。
この言葉と拳によってランスは心の均衡を取り戻し、ドットと共闘を始めた。
ランスとランスの大切なものの為に命をかけて強敵に立ち向かい、真摯な言葉をかけられる。それがドット・バレットという男である。
「オレの生きる意味は妹だけだったはずなのにな......」(14巻122話)
共闘を開始し、ランスがサモンズとサーズを発現させるも、エピデムの猛攻に苦戦する。やがてドットが攻撃に耐えきれなくなり、トドメを刺される、というその時。ランスがドットを、身を挺して庇う。その直後のランスのセリフの一部である。
「オレはお前が嫌いだ...下品だしうるさいし何より暑苦しい...」
「だが...何故か体が動いてしまった...」
この後に、題の生きる意味台詞が登場する。
何のフィルターも無くこのセリフを解釈しても、『ランスの生きる意味にドットが追加された』としか考えられない。ドットの為にも生きる。これは間違いなく愛だろう。
『オレはお前が嫌いだ...』のシーンでは、ランスがドットとの日々を思い返している。嫌いだ、と言い聞かせているようにしか思えない。
身を挺して庇う、というのも愛が深すぎる。ドトランを語る上で必要不可欠な、ランスのドットへの愛と信頼がわかる一節である。
なお、この後は応答の無くなったランスを抱きかかえたドットは涙を落とし、怒髪と共に自戒人(イーラ・クロイツ)としての真の強さを解放する。
「テメェはオレが100回ブチ殺してやる」「オレだってテメェのことなんか大嫌いなのによォ.........」(14巻123話)
ドットは額の十字と、左頬のアザと対称の右頬のアザを発現させ、無詠唱のサーズでエピデムのサーズに押し勝つ。その際繰り返し言っていたのが、この「100回死ね」である。その時のドットの髪型、瞳、固有魔法の格好良さは筆舌に尽くしがたい。万が一この記事を見ている方の中にまだ原作を読めていない人がいるならば、今すぐに履修することを強く勧める。
エピデムを倒した後、ドットは倒れるランスに歩み寄り、再び涙を落とす。そこで題の二つ目のセリフである。
「オレだってテメェのことなんか大嫌いなのによォ.........」
これも、嫌いだ、と言い聞かせているようにしか見えない。ランスと喧嘩した日々を思い出しながら「嫌いだ」などと言っても、只々自分に嘘を吐いているとしか取れない。お互いに素直になりきれない、何とも堪らない不器用なケンカップルである。
因みにランスは生きており、その後ドットは照れ隠しのジャーマンスープレックスを決める。
上に挙げた以外にも、肩を組むシーンや仲良く喧嘩するシーンなど、14巻にはドトランが多く存在している。ドトランの民にとって、14巻はまさしく聖書なのである。