概要
スパゲティ・ナポリタンの萌え擬人化キャラクターに使われる名前。食べ物擬人化の一種。メイン画像はpixivにあるこのタグのついたイラストの中で最も古いもの。
名前に関する事情
「ビスケたん」(2002年ごろに登場)、「OSたん」(2003年ごろ)、「ウィキペたん」(2006年ごろ)などなど、萌え擬人化では「さん」や「ちゃん」ではなく「たん(タン)」を使うことがよくある。特に「もとから名前が『たん』で終わる物」の例に備長炭を擬人化した「びんちょうタン」(2003年ごろ)があることもあり、ナポリタンの擬人化キャラクターは「まだ誰も描いていないが名前はもう決まっている」といったような状態にあった。
そういった事情から、実際に「ナポリたん」を描いた人が現れてからも名前の権利が独占されるようなことにはなっておらず、誰でも自由に自分のナポリタン擬人化キャラクターにこの名前を使うことができる。
カゴメのナポリたん
2017年、食品メーカー大手のカゴメが「ナポリたん」の名前を使ったナポリタンのPRキャラクターを世に送り出した。以降はナポリたんタグのつけられた投稿はこのカゴメのキャラクターを描いたものが多くを占めるようになっている。
カゴメのウェブサイトによると「みんなのココロとおなかをナポリタンでいっぱいにするために生まれたナポリタンの妖精」で日本出身。好きなものは肉・魚、野菜。行ってみたいところはイタリア。
2018年には「洋食スパゲティ代表」の座を争うライバルである「みんなにミートソースのすばらしさを伝えるために生まれたミートソースの精霊」ミート総帥も登場している。
デザインはナポリたん(左)、ミート総帥(右)ともにMika Pikazo。