解説
名前の通りニコンのブランド名が冠された羊羹であり、それ以外の何物でもない。しかし一般にはカメラのイメージが強い「ニコン」の名称がカメラや写真とはおおよそ関係のない「ようかん」という商品に冠されたことによるイメージギャップが不思議な印象を与えるためか、各所でしばしばネタにされている。
もともとは昭和30年代より従業員向けに社内の売店・生協などで販売されていた商品であり、従業員のつてなどを頼って購入する「知る人ぞ知る」商品であった。直販サイト「ニコンダイレクト」で取り扱われるようになり一般の人も通販で手軽に購入できるようになって一気に知名度が上昇した。
製造
主にD3等フラグシップ機を生産するニコンの仙台工場の一角に設けられた専用製造ラインで...などということはなく、羊羹そのものは栃木の大田原市にある株式会社本宮が製造した物をOEM販売している。
商品展開
2011年11月現在、ニコンオンラインショップでは本煉・小倉・栗・塩・柚・胡麻の6種類の存在が確認されている。栗以外の5種類を一口サイズでまとめた「ニコンNEW一口ようかん」と、標準サイズの羊羹を3種類ずつまとめたセット商品の「ニコンようかん B~Eセット」(Aは現在欠番)の5種類の形態で販売されている。
一部店舗での販売終了
一部店舗及び通販での販売は2019年9月30日をもって終了予定
ニコンミュージアムでの取り扱いは継続される。