ネヴァーモア
◆忍◆ ニンジャ名鑑#233 【ネヴァーモア】 ◆殺◆
アマクダリ・セクト所属。全身傷だらけで、背中にラオモト・カンの刺青を持つ熱狂的信奉者。現在はチバのボディーガード役を務める忠僕。ソウカイヤ系列のレッサーヤクザ上がりで、知性は低く野望も無い。刺青を傷付けられると狂戦士化する。
ラオモト・チバに使える側近のニンジャ。本名はオニヤス・カネコ。旧ソウカイヤに所属していた新米のニンジャであったが、ラオモト・カンがニンジャスレイヤーに倒された際に、コレを好機と見なしたザイバツ・シャドーギルドの強襲やソウカイヤの内部分裂といった大混乱に見舞われた最中、ただ一人真っ先にカンの遺児であるラオモト・チバを守りに馳せ参じた。その後は唯一の家臣としてチバに仕えるようになり、彼がアマクダリの傀儡君主に据えられた後も彼個人に忠を尽くすという立場をとり続けた。その為か、アマクダリ所属時代も彼だけはメンポにソウカイヤの紋を刻んでいる。
ラオモト・カンが戯れにレクチャーしたカラテを愚直に磨き上げており、無骨ながらも油断出来ぬカラテのワザマエを誇っている。ラオモト・カンに対する崇敬の念は狂信の域に達しており、背中にはラオモトの姿を刺青に入れているほどである。元々、チバを守っていたのも彼がカンの子供だったが故であるが、共に苦労を重ねるうちにチバ自身にソンケイを抱くようになり、現在ではチバが唯一心を開ける間柄となっている。
性格は剛直でいかにもヤクザ然とした硬骨漢だが、貫禄のある見た目に反して年若く(ネオサイタマ炎上時代はなんと二十歳であった)頭を使うことが苦手で大局的にモノを見ることが苦手であったことから、チバの指令に頼り切ってしまうという未熟な側面もあった。チバに対しては付き合いの長さもあってか年相応の砕けたしゃべり方をすることもある。