概要
東京シャードの港区赤坂に本社を置く企業。
主に不動産経営を母体とする企業で、過疎シャードを再開発し観光に適するシャードへ変える等で成功し多大な利益を得た会社。
通称『ブルズ』
本社が入る程の巨大ビルを有しており、そのビルのビジネスフロアに居住している者たちを「ブルズ族」と呼ぶ。
近年では、アクトレス事業にも乗り出し急成長を遂げており、東京シャードのアクトレス事業を独占する為に成子坂製作所へ勝負を挑んだ。
成子坂製作所へ対するスキャンダルを偽造し派手にメディアに流す裏工作や、TVで成子坂製作所を擁護する宇佐元杏奈をスポンサーからの要請として降板させるなど、汚い裏工作を駆使し、隊長達からのヘイトを一身に集める事となった。
メタ的に言えば、躍進編・陰謀編の悪役。
腕利きの傭兵サンティ・ラナを雇い、成子坂製作所に対して優位に勝負を進めていた。
東京シャードアクトレス事業独占まであと一歩のところまで進めた物の、最後の勝負になるであろう大型ヴァイスの都市侵入に対し不可解な「出撃停止」命令を琴村姉妹とサンティへ出した。
これは大型ヴァイスを誘引して破壊活動させ都市再開発に反対する住民を追い出す為。
その後に巨大な利益を得る「シャード再開発」事業を行い観光地として人気となるのは確実となる「江戸シャード」へと変える為であった。
しかし、契約に虚偽の事項があったとしてサンティは契約を破棄。
(そもそもサンティに対しては「成子坂製作所は官僚と癒着した悪徳企業であり、ノーブルヒルズはそれを是正する為」と言う名目で契約を結んでいた。)
サンティが成子坂製作所に助力した事で大型ヴァイスは撃退・殲滅された。
結果として、成子坂製作所に逆転勝利を許してしまい、アクトレス事業独占の夢は露と消えた。
その後は、AEGiSに対する贈賄やマスコミに多数の工作員を送り込むなどの不正行為が多数明らかとなり経営陣は多数の罪で訴えられた上で、アクトレス事業も解体する事となった上に東京シャード初となる「機械生命体誘致罪」も適用される羽目になった。
それまで行ってきた汚い工作の報いがそのまま返ってくることとなった。
アクトレス事業が解体された為に、琴村姉妹も御役御免となり放逐。
姉妹は東京シャード周辺を当ても無く彷徨う状態となってしまう。
所属アクトレス
キャッチフレーズ:ツインガールズオーダー/ツインガールズフォロー
赤坂エリアをめぐって成子坂と凄絶な抗争を繰り広げた双子アクトレス。
長らくアンプレイアブルだったが、2019年5月31日にプレイアブルキャラクターとして実装されることが決定した。
孤児院出身であり、家族のように慕っていた九品田凪が行方不明となる原因となった成子坂を憎み復讐のためにノーブルヒルズに協力していたが、実態は上層部に浸透したヴァイス信奉者集団による東京シャード破壊計画に利用されていた。
一時は実験施設での軟禁も危ぶまれたが、保護観察の一環で成子坂に所属することになり、一応の和解を見ている。個別エピソードでは人を信じようとして騙されそうになる妹と、それを引き止める猜疑心の強い姉の姿が描かれている。
CV:花守ゆみり
キャッチフレーズ:気高きグルカの戦士
ノーブルヒルズ社が成子坂打倒のために投入したグルカ傭兵アクトレス。
「戦士」と「アクトレス」の間に独自の基準で明確な差を設けており、「戦士であり、アクトレスでもある」と認める相手は非常に少ない。一方で「ヴァイスから人々の命と生活を守る」というアクトレス本來の在り方には徹底的に拘っており、それに反する指令を下してきたノーブルヒルズに反発し多数のヴァイスに立ち向かう成子坂の援護に駆けつけた。
その後は東京シャードを離れ、後にAEGiS所属のうえで成子坂出向となる。
存在(グルカ傭兵)そのものが、本作の世界設定の不穏さの証左となっている。
ネタバレ
実はヴァイス信奉者集団「SIN」が経営陣に収まっており、東京シャードを再開発させるためと言うのも表向きかつ社内向けの偽情報で、彼らの目的は「東京シャード殲滅」であった。
琴村姉妹の並々ならぬ成子坂製作所対する敵意を体よく利用していた。
(成子坂製作所を潰す為と言いくるめられ、上層部からの出撃停止命令を受諾し、サンティに命令するなど。)