概要
トラベルオーダーの下部組織で、対ヴァイス組織。
ちなみに読み方は「アイギス」では無く「イージス」である。
各ムーンシャードに存在しており、シャードを防衛する為に常日頃から警戒を怠らない。
対ヴァイス専用のお役所で警察みたいな物。
対ヴァイスの警備網の管理を始め、各アクトレスの管理、民間アクトレスの指導や教習、企業では手に負えない大型ヴァイスの退治、研究機関や学校の管理運営、関連会社との折衝と仕事は多岐にわたる。
時には人手の足りないアクトレス関連企業に事務員などを出向させる事もある。
今現在ヴァイスの危険度がスズメバチ以下と言う危険度の認識になっているのも、AEGiSの警備網が優秀であり早期にヴァイスを撃退出来ている所が大きい。
元々は300年前に発足した組織で、月面政府傘下の一組織だった。
しかし、ヴァイスの侵攻により月面政府が瓦解するとアウトランドの指示のもと、管理を各シャードに委ねるようになった。
その為、シャードによっては軍や企業が管轄している事すらある。
AEGiS東京支部
東京シャードのAEGiS。
近年では、主に効率化や税金負担などを理由にAEGiSが直轄するアクトレスを削減。
「民間のAEGiS」と自称する叢雲工業を始め、民間にアクトレス事業を委託していた。
その実態は平和ボケを起こし凋落の一途を辿る腐敗した組織そのものであり、内部では権力闘争に明け暮れるどころか不穏分子であるヴァイス信奉者組織「SIN」人員の浸透までも許している。
また民間委託による規模縮小に加えて所属アクトレスの大半は癒着した学閥と箔漬け目当てのコネによる採用が大半。更には練成すらも怠っており、「エミッションがあるだけのアクトレス」…要はペーパードライバーが大きな割合を占める。
叩き上げやスカウト組には優秀なアクトレスが揃っているが少数であり、大規模な防衛作戦での戦力不足は明白であった。
そのため、巷では「お菓子の廃屋」と呼ばれていたほど。これは利益を貪る者をアリに例え、もはやそのアリにすら食べるところが殆ど無い。と言う意味であった。
結果として、3年程前はムダ金を使わせない様にAEGiS解体論まで出る始末であった。
既に潜在的には危険な状態であったが、叢雲工業の不正でアクトレス部門が解体された際、防衛力の低下が露呈。更には賄賂を受け取っていた者やSINの浸透工作員がいた事も判明し、組織の清浄化に追われている。立て直しには年単位の時間が必要になりシャード防衛は事業者連合なしには成り立たないとまで評されている。
また叢雲の瓦解により企業間のパワーバランスが崩れて競争が激しくなるにつれ、関連企業のSIN工作員の摘発や企業間の力関係を考慮した政策調整等、対応に追われている。
特に発言権をめぐっての各企業の折衝には苦慮している様で、大規模ヴァイスコロニー攻略戦「アキ作戦」の際は各企業毎に配慮した急増チームを作らされている。
旧叢雲工業を通じて影響力を取り戻したいヤシマと勢力拡大を狙う北条の思惑によりどのチームが戦果を挙げても問題ないように成子坂製作所・旧叢雲工業・北条グループの混成チームになるように分けられた。
また、コロニー攻略のオブザーバーとして招致された各国アリスギアメーカー代表からの圧力にも対応を行っている。
代表団はヴァイスを「資源」、コロニーを「鉱脈」として扱い、これらを接収することは人類の進歩に寄与しアウトランドの総意であると主張するも、東京シャードからは位置が近すぎる為にAEGiSからすれば看過できない要求であった。
その為、ヴァイス撃退の為の作戦「アキ作戦」に置いてAEGiSはAEGiS特別高等部特殊部隊を秘密裏にコロニーに突撃させ、重力子縮退炉を破壊する作戦を決行。マイクロブラックホールを発生させて、ヴァイスコロニー及び、ヴァイスミディアムを完全に破壊した。
これに反発した代表団は責任問題として現場指揮官である隊長の罷免を要求したが、AEGiS東京支部は先んじて報道管制を解除しており、各国メディアがコロニー撃滅を偉業として報じる世論を味方にし成子坂製作所の隊長を英雄に仕立て上げることでこれを回避した。
これ以降も続く企業間の騒動やヴァイスの侵攻などが続いている為、予断を許さない状況が続いていると言える。
AEGiS東京情報本部
AEGiS東京支部が擁する情報部門。
各企業の内偵や自組織内部をも調査する部門。要は現実世界におけるMI6やCIAのような諜報部隊。
直接動けるアクトレスをも擁しており、ある程度の戦力も有する。
AEGiS東京支部内部に浸透していた「SIN」工作員の排除や、不正を行っていた職員の摘発。
更には企業間に浸透していた「SIN」工作員の摘発も行っていた。
AEGiS東京情報本部が、相当数のSIN工作員を排除した為、アキ作戦時のSINの妨害は微々たる物に抑える事が出来た。
更に、叢雲工業を不正企業として排除し、成子坂製作所を急成長させる事でSIN工作員を焦らせ、ノーブルヒルズ・ホールディングスを動かさせた上で、自滅させると言う筋書きを描き実行しており、相当数の工作員摘発に成功した。
非常に優秀な組織であるが、この組織の力を以てしてでも成子坂製作所の隊長が不確定要素となる程に経歴が不明なのは誤算だった模様。
所属アクトレスは籠目深沙希
AEGiS特別高等部特殊部隊
正式名称は「AEGIS Special Force Group」で略称は「ASFGp」。
AEGiSが擁する対ヴァイスの特殊部隊。
アキ作戦にて表向きは敵主力部隊の阻止と言う名目で出撃したが、真の目的はヴァイスコロニーの利権問題を吹き飛ばす為に、ヴァイスコロニーに突入し重力子縮退炉を破壊、マイクロブラックホールを発生させヴァイスコロニーを消滅させる事にあった。
彼女達の前では高レベル大型ヴァイス群すら敵では無く、作戦を成功に導いた。
ギアも特殊仕様で、生命維持機能を削ってまで火力に割り振っている。
所属部隊員は鳳加純、吾妻京、アンジェリカ・グラズノワ
かつては吾妻楓の母である吾妻芳乃も所属していた。
近年、民営化の流れで規模は縮小、派閥争いに巻き込まれ長い間、組織としては形骸化していた。
事実、吾妻京が所属したころは内偵ばかりで、アクトレスとしての仕事は殆ど無い状態だった。
3年前から鳳加純が立て直しに着手し、AEGiSの清浄化を行うなどかなりの苦労があり実働部隊として鍛え直した。
入隊には、海上生存術や近接格闘、降下訓練、更には複数の言語に対する素養を求められる。
AEGiSの各部隊の選りすぐりを集めた中にすら該当者はおらず、鳳加純と吾妻京だけの状態が続いていたが、アンジェリカ・グラズノワが入った事により、本格的に動き出す事となった。
その性質のせいか、扱うギアもブラックボックスのオンパレードであり成子坂でも点検・クリーニング程度しか出来ないようで、本格的なメンテナンスはAEGiSが行う必要がある。
基本的には特殊部隊で機密性が高い為、戦果や作戦指示書、報告書等には記載されない。
吾妻京も偽名を使用した上で、表向きは人事部に勤めている事になっている。
AEGiS即応部隊
正式名称は「AEGiS Readiness Force Group」で略称は「ARFGp」。
AEGiSが組織した実働部隊の一つ。
アキ作戦に置いてはヴァイスに対しての陽動部隊として動いた。
尚、アキ作戦の第一段階では高レベルの大型ヴァイス群に遭遇し多数の損害を出している。
巽竜子がこの部隊に新設された「アライアンス分遣隊」に配備された物の、尾長晶乃が来るまでは成果が出せず、予算があまり回されていなかった。
最近は成果が出て来たのか、2023年年末に予算アップ申請の話が出ている。
AEGiS合同統合任務部隊
正式名称は「AEGiS Combined Joint Task Force」で略称は「ACJTF」。
AEGiSが組織した実働部隊の一つ。
特殊急襲部隊
AEGiS警備部が所有する実働部隊。
連合統合任務部隊
正式名称は「Alliance Joint Task Force」で略称は「AJTF」
アキ作戦に置いて発足した「事業者連合」所属のアクトレス達の事。
AJTFの後に数字を付ける事によって、チーム及びメンバーを表している。
AEGiS広報部
アクトレスの魅力や業務内容を伝える部署。
立て続けに起きたアクトレス関連企業の不祥事でイメージダウンを防ぐために奔走しているらしい。
情報本部にはアクトレスのイメージダウンする様な事はするなと言っている。
籠目深沙希が表向きに所属している。
AEGiSイル=ド=フランス
イル=ド=フランスシャードのAEGiS。
現時点では不明瞭な部分が多い。
AEGiSイングランド
イングランドシャードのAEGiS。
元首である女王陛下がトップ。
イングランドシャードの大半のアクトレスは、ほぼ全てAEGiSに所属している。
(そのため、民間のアクトレス業はほぼ無い可能性が高い。)
元首がトップである故か、非合法な作戦や行動を行う事もあり、東京シャードから研修旅行に来た怜や綾香を試す様に襲撃を行った事もある。
艦隊を所有しており、旗艦となっているのはマジェスティック級強襲揚陸艦「アークロイヤル」。
所属キャラクター
籠目深沙希
CV:ルゥ・ティン
AEGiS東京情報本部所属のアクトレス。
キャッチフレーズ:不可視な黒衣の未亡人(ステルス・ブラックウィドー)
真理さん29歳とか言っていた隊長たちの前に未亡人というキャッチフレーズを引っ提げて現れたアクトレス。
喪服のような黒基調の私服や豊かな双丘、憂いを含んだ眼差しや左目を過る様に垂れる一筋の黒髪・・・など色々と、セクシー。ちなみに御歳22歳である。
初登場時はなんと「AEGiS職員の皆さん」というモブ扱いだった。
異名の通りいつでもどこでも姿を消すことが可能で、諜報活動だけでなくささやかな悪戯にも使っていたりする(といっても気付かれずに助言を与えるといった用途であるが)。
プレイヤーからは非常に高性能な光学迷彩装備を常時身に付けていると思われていたが、「そこにいることを認識するのを阻害する、彼女自身のアクトレスとしての能力」であることが軟式アカウントのツイートで判明した。
自身もアクトレスとして高い技能を有するが、諜報部所属として海外出身者だけでなく国内出身のアクトレスの身元調査や監視を担当しており、更に裏では新谷芹菜と通じてAEGiSの方針にとらわれない独自の隠密行動を行っている。
AEGiS諜報部所属職員として多忙な身であるはずなのだが、個人エピソードやイベントシナリオでは成子坂所属アクトレス同然に会社に入り浸っている描写が為されている(表向きの立場は安藤陽子、山野薫子、サンティ・ラナと同じ成子坂への出向職員であるため然程不自然ではないが)。
その際は会社の玄関先で掃き掃除をして社員の見送りや出迎えもしている模様。
彼女のぬか漬けは非常に美味であり、食通すら唸る程。ぬか床も大事にしており小まめな手入れは欠かさない。
山野薫子
CV:沼倉愛美
AEGiS教練科教官。
キャッチフレーズ:熟れたてスーパーバイザー
シナリオ中で多忙を極めた隊長の代行として登場したアクトレス教官。32歳。
そのせいか、アクトレスのキャリアは最長の17年間に及んでいるが、若々しく美人。
なお作中でもこの年齢でアクトレスを続けているのは非常に珍しいらしい。
司が実装されるまでプレイアブルキャラ最高身長だった(171cm。次点は舞の169cm)。
ちなみに四谷ゆみがアクトレス訓練を受けた際の教官だったらしく、ゆみからは頭の上がらない存在だと畏怖されている。
また、鳳加純をAEGiSに勧誘したのは彼女である。
未婚だが居住地域の「ママさんバレー」チームに所属しており、チーム存続の為にゆみのつてを利用して成子坂のアクトレスをバレーボール大会に引きずり込んだ事もある。
苦い料理が大好きで、鳳加純がカップ麺派になった原因でもある。
苦い料理を作る+過度な健康志向の為「料理下手」と見られてしまっているのが玉に瑕。
また、年齢は結構気にしており、面倒を見ている御蔵座梓希の母親が自分より年下だった時はショックを受けた。
彼女に対し結婚の話題は地雷。隊長の事は結婚相手として、まんざらでも無い模様。
専用ギアの禍々しさからプレイヤーからは悪の女幹部っぽいイメージを抱く者も。
AEGiS高官である霧島良馬から、成子坂製作所の隊長を上手く誘導してAEGiSの損にならないよう、それとなく動かすと言う密命を受けている。
CV:佐倉薫
AEGiS所属のアクトレス。
キャッチフレーズ:みんなの東京シャードを守ります
AEGiS内の所属は不明だが、巽竜子と同じくアライアンス分遣隊に所属していると思われる。
元トーキョー警備のエースアクトレス。
実は一度AEGiSに士官候補として入社したが、期待されていた司令塔としての役割を果たすことが出来ず挫折。AEGiSを退職し、トーキョー警備に就職した過去がある。
アキ作戦後に思う事があったのか、AEGiSに再就職した。
トーキョー警備のエースアクトレス時代に、TVCMに出ていた為結構有名人。
その為、AEGiS広報部が彼女を新人募集のポスターに起用する等引っ張りだこ。
また、演技も出来るのか作中の人気特撮シリーズのスピンオフ「ハーモナイザー メリスマ」では白部アキノ役を熱演。映画は大ヒットとなった。
指示や指導は的確で、チームビルディング能力が高く、AEGiSもそこに期待をかけている。
この為か、トーキョー警備の同僚や後輩とは非常に良い関係を今も築けている。
反面、私生活では優柔不断でうっかりな一面を持つ。
運動神経は高く、特に球技が得意な模様。
ちなみに、余りの実力からかトーキョー警備の同僚からはおおむねゴリラ扱いだった。
アライアンス分遣隊所属のエースアクトレス
キャッチフレーズ:アクトレスブレイカー
CV:瀬戸麻沙美
2023年1月22日の5周年イベントにて鳳加純と同時に実装されたアクトレス。
それまでは尾長晶乃の絆エピソードか、アリスギアマガジンで連載している漫画「トーキョー警備 ロングテール・メソッド」で登場していたが、2023年1月のタイトーステーションコラボで3Dグラフィックが発表された直後にプレイアブルとして実装された。
鳳加純に突っかかる態度を良くとる反面、尾長晶乃とは仲が良く路上でブレイクダンスが得意。
アクトレスとしての腕前には優れるが協調性に欠けており、有力ではあるが難物と断じられた問題児。
秘かに慕っていた尾長晶乃がAEGiSから退職した後は張り合いが無くなったのかAEGiS各部署内でたらい回しにされるがままで燻っていたが、尾長晶乃の再就職に伴い同じ部隊に所属してきたことで熱意を取り戻す。
鳳加純
CV:飯田友子
キャッチフレーズ:東京最強アクトレス
キャッチフレーズ通りの東京シャード最強アクトレス。
AEGiS特別高等部特殊部隊に所属。役職は課長。
ストーリー上の重要局面でしばしば指揮官として登場する。
仕事では真面目一辺倒で的確な指示や成子坂製作所に対する手助け等を主に行う。
長らくアンプレイアブルキャラでありながら、3Dモデルがあったキャラ。
文島さんとバードウォッチングの為の「鳥の会」を結成したり、イベントでは成子坂製作所とママさんバレーで激闘を繰り広げたりと、イベントにも頻繁に登場することからプレイアブル化が待ち望まれていたが、5周年記念でついに2023年1月22日にプレイアブルとして追加された。
資金繰りが危うい上に事務員不足で喘ぐ成子坂へ素人の明日翔をコネでねじ込み、主食はカップ麺であり見かねた職員が弁当を作ってくれるなど、仕事が絡まない場面ではかなりのポンコツである疑惑がある。食に拘りは無いのか、サンティがカレー弁当を作った時は美味だから毎日これでとか言っちゃうほど。最強アクトレス栄養状態が心配である。
また、かなりのゲーマーでもあり、トップレベルの格ゲーマーである小芦睦海が手も足も出ないほど。
そのたたずまいと髪型から一部ファンからは少佐と呼ばれているとかいないとか。
吾妻京
CV:金子有希
キャッチフレーズ:流浪のサムライシスター
長い間アンプレイアブルだったが、6周年を機に実装された。
AEGiS特別高等部特殊部隊に所属。
楓が行方を探し続けていた実の姉。音信不通であり行方がわからなくなっていた。もっとも、序盤で救援として登場するためプレイヤーからすればAEGiS関係者というのは容易に推測できた。
秘匿された特殊部隊の隊員のため家族とも連絡を取ることができず、普段は偽名で一般職員として生活している。
欠員が出た佐蔵修道院にヘルプで見習いシスターとして勤務…という体で潜入していた際に、アキ作戦で知った経緯から夜露との繋がりを辿ってきた楓と再会したが、のちにヘルプは終了し再び会えなくなった。
AEGiSに入る前は佐蔵修道院で見習いシスターとして勤務していたらしく、併設された養護施設に居た琴村姉妹とも関わっていた(ただし、九品田凪の件もあり、懐いてはくれなかった模様)。
古風な物言いや立ち居振る舞いをする妹と違ってノリが軽くフランクな性格。
素性を秘匿する義務がある特殊部隊に所属しているが、現場で楓と会った際に名前を呼んで気さくに話しかけたり任務外で接触した際は誤魔化そうともせず普通に接するなど、親しい相手には余り身分を隠す気が無いような態度を取っている。
ただ、今のところ彼女自身の本心が吐露された独白や心情描写はされておらず、これが素なのか演じているキャラなのかは不明。
不器用な妹をしきたりの厳しい実家にひとり置いてきた事には負い目を感じてもいるらしく、隊長に楓の支えになって欲しいと頼むなど妹想いな姉でもある。
剣の腕前については、楓より強くまさに天賦の才を持っていたが、本人の資質による物であり、流派を伝承した上で他人に教えられる様な物では無かった(要は一代限りの剣術と言う事)。
結果、父である吾妻重頼が取り決め通りにAEGiSへ出向させる為に表向きは「道場継ぐのが嫌で竹刀で強盗をぶちのめしたから勘当された」と言う事になっている。
過去に比良坂夜露を助けた人でもある。この時に彼女が着ていたシスター服を特攻服だと誤認した夜露はヤンキーに憧れる事になる。
ファッションセンスは、妹とは別ベクトルで壊滅的。
アンジェリカ・グラズノワ
CV:千菅春香
長い間アンプレイアブルだったが、6周年を機に実装された。
AEGiS特別高等部特殊部隊に所属するアクトレスで、新種ヴァイスの調査・撃破などを行っている様子が描写されている。ゲーム中では「アンジェリカ・G」表記だが、オフィシャル設定資料集にフルネームが記載されている。
愛称は「アンジー」でウクライナシャードの出身。
裏世界を渡り歩いており、特に麻雀に関してはトップクラスの腕前を誇る。
ある事件を切っ掛けに裏世界から解放され、AEGiS東京に勤める事となった。
ジニーは面識があるようだが、アンジェリカに顔を見られると不味いのか隠れながら尾行していた。
ニーナ・カリーニナ
CV:白石晴香
モスクワシャード出身の研究機関所属のアクトレスであり、その出自には謎が多い。
空腹になると三白眼になって暴れ出す奇癖の持ち主。窮地に陥った東京シャードと成子坂製作所に対して、モスクワシャードの科学アカデミーからAEGiS東京に転属し、成子坂製作所に出向という形で現れた。
ニコル・フランシスカ
CV:七瀬彩夏
AEGiSイル=ド=フランス所属のアクトレスで、遠征軍の総司令官を任される高官。
自らを英雄と称する、自意識過剰、強い反英感情の持ち主など、悪い意味でテンプレフランス人らしいが、フランス史上最強との呼び声高い凄腕で、それに伴って仏系シャードでは凄まじい人気を誇る。
しかしその実態は、実妹であるノエル・フランシスカを溺愛する天元突破級のシスコン。
ハリエット・クレスウェル
イングランドシャードに所属するアクトレスチームのリーダーでエースアクトレスの一人。
女王陛下に忠誠を誓い、職務に邁進している。
常識や良識を兼ね備えている人物だが、部下のエマの勤務態度や倫理観や道徳観の無い発言には頭を悩ませがち。
常識などはある一方で、必要とあればイングランドシャード内で東京シャードから来たアクトレスに試験的に襲撃をかける事もある。
また、乗馬やテニス、ゴルフ、ハンティングに興味はあるがイングランドの階級意識のためか、フットボールには興味が無い。なお、ゴルフ賞金女王である二階堂司の事は知っている。
2024年8月現在、イングランドシャードのアクトレスで唯一3Dモデルが無い。
(アイコンのグラフィックはある。)
リリ・シャハール
男勝りな口調が目立つ、イングランドシャードのエースアクトレスの一人。
乱暴な物言いが目立つ物の、エマ程ぶっ飛んでいる訳ではない。
ハリエットと同じく、エマのヴァイス偏愛発言に辟易しており、「SIN認定して射殺しよう。」とまで言う程。(ハリエットも心情的には同意なのだが、エマのヴァイス研究が数々の機関に認められて、一定の成果を上げている事と、ヴァイスの知見に関しては右に出る物がいないためSIN認定はされていない。)
一方で、必要とあればイングランドシャード内で東京シャードからのアクトレスに襲撃を仕掛け、実弾を放つ事はあった。
エマ・アシュフィールド
丸眼鏡が特徴のイングランドシャードのエースアクトレスの一人。
ヴァイスの偏愛が行き過ぎて、道徳観と倫理観の無い発言を繰り返す、イングランドシャードアクトレス屈指の問題児。勤務態度も非常に問題で、普段はフットボールスタジアムでサボっている他、女王陛下直々の命令にも余裕綽々で遅刻をぶちかますほど。他には私生活や金銭感覚もグダグダというダメ人間で、創作界隈におけるマッドサイエンティストのテンプレキャラ。
一方でヴァイスの知見に関してイングランドシャード内で右に出る物がおらず、乱暴な仮説と言いながらも東京シャードに起きた事を、ほぼ的中させている。
霧島良馬
AEGiS防衛政策局次長。
役職のわりに若いが有能な人物。
成子坂製作所を中心とした事業者連合である「アライアンス」結成の発案者。
各種企業やアウトランド上層部を相手取りヴァイスを殲滅する為に立ち回る。
自社の利益の為にシャード防衛事業を「利益」と見ている北条・屋島を警戒し、ヴァイスを資源として鉱脈としようとしているアウトランド上層部等に頭を悩ませる日々が続いている。
また、事業者連合の指揮を執った成子坂製作所の隊長を不確定要素として見ており部下を使ってAEGiSの不利益にならない様に誘導している。
(AEGiSの為に働いている隊長(プレイヤー)からしたら、疑われるのは愉快な話では無いが、身元不明の新米隊長が短期間で零細企業を立て直し、全盛期もかくやと言う勢いにしているため、侮れない人物であるのは確かである。)
真面目一辺倒で遊び心が無いのか、モスクワシャードが出店したメイド喫茶を諜報拠点と考えてしまった事もある。
ストーリー侵食編にて狙撃され、意識不明の重体となってしまった。
愛宕右京
AEGiS情報本部事務官。
表向きはAEGiS広報部所属で名刺にも記載してある。
ヴァイスとは戦えても、テロとは戦えないアクトレス達を守る為にSIN工作員の摘発を精力的に行っている。
また、海外シャードからの工作員を警戒して海外アクトレスの身辺調査も行っている。
企業や上層部の利権争いには学友の霧島良馬と共にうんざりしている。
「朧月のレゴリス」にて叢雲工業の内偵をしていた事が語られた。
素性が知れない成子坂製作所の隊長にアクトレス事業者連合の指揮権を渡している事については、楽しそうに「得体の知れない人に僕たちは運命を預けている」と呟いた。
コミマには毎年行っているほどのオタク。
ストーリー侵食編にて爆破テロにあい、意識不明の重体となってしまった。
安藤陽子
CV:明坂聡美
AEGiS東京支部から事務員の人手の足りない成子坂製作所へ出向した職員。
本人も成子坂製作所の居心地は気に入っており、ノーブルヒルズが仕掛けたスキャンダルで成子坂製作所が窮地に陥った時にはAEGiSの体面上の問題もあり一時離れるが、戻ってきた際には素敵な笑顔を見せた。
仕事は真面目だが、四谷ゆみや新谷芹菜と良く飲みに出かけている。
最近の悩みは、尿酸値と血糖値。
かつて聖アマルテア女学院を受験したが不合格だった過去がある。
2019年12月に声と3Dモデルが実装されたが、エミッション値はアクトレスになれる基準に達していない為、アクトレスとしての実装予定は無い模様。
体操服を着て平均台に乗ったり、キャスター付きの事務用椅子を走らせながらぐるぐる回ったりと、かなりフリーダムである
彼女が3Dモデル化した際は安藤陽子登場記念キャンペーンが行われた。
黒部四水
AEGiS東京所属の元アクトレス。尾長晶乃と同期だが、尾長より年上。
現在はAEGiS東京の人事教育部に所属している。
人手不足かつ、戦力の質も落ちているAEGiS東京の現状に頭を悩ませている一人。
イベントではAEGiS東京採用相談コーナーを担当したりしている。
現状を改善するため、優れたチームビルド能力を持っている尾長晶乃をトーキョー警備から引き戻しにかかり、尾長を再度AEGiSへ所属させることに成功した。
初登場時から3Dモデルが実装されており、元アクトレスと言う事もあり今後実装される可能性もある。(エミッション減衰は起きていると思われるが、ギアの装着は不可能とは示されておらず、別キャラの前例では「過去の神宮寺真理」が実装された事もある。)
なお、登場シーンではサングラスをかけていたが、後にイベントでの会話で2D絵が出て素顔を見る事が出来た。なお名前の読み方は「よつみ」である。
関連組織
AEGiS兵器開発局
通称「ADA」
AEGiS製のアリスギアを開発・研究・製造しているAEGiSの外局。
アリスギアの先進技術研究等を行っている。
アクトレス免許取得者に貸与されるエコノミー版アリスギアはここが作っている。
AEGiS教導隊モデルの民生仕様品などを市販をしている。
AEGiS内部向けの特別モデルもあるが、そちらは贈与されたりした一部の例外を除き民間には流通していない。
外部への技術流出が疑われAEGIS情報本部が調査している。
現在、天下りと言う形でギアメーカーである「御成屋」に技術が漏洩している事が発覚している。
ヴァイス研究所
AEGiSの外局にして、その名の通りヴァイスの研究を行っている。
モスクワシャードの科学アカデミーと密接な関りがあり、AEGiSの内偵では最早汚職や癒着の域となっているが、相手が大国の為半ば黙認されている形となっている。