もしかして⇒ノーベル製菓
概要
1833年10月21日 - 1896年12月10日
スウェーデンの発明家。平和主義者であったが、兵器生産で大儲けをした、いわゆる死の商人でもあるという矛盾を抱え込んだ人。
機雷などの兵器生産で財をなし、爆薬ダイナマイトの発明で巨万の富を手に入れた。
が、当初工事のために使用される予定だった新しい火薬のダイナマイトは、戦争に多く使われるようになってしまった。...と言われるが、実際にはノーベルはもともと兵器商人であり、ダイナマイトが戦争目的で使われることは想定内であった。むしろノーベルは、平和主義者としてダイナマイトのような破壊力の大きい兵器が使われること自体が戦争抑止力となることを期待したのである。
しかし、ダイナマイトなどの新技術によってもたらされた破壊力の増大は、ノーベルの思惑とは異なり抑止力として機能せず、戦争をより悲惨にし、その被害を大きくしただけであった。後悔した彼は、遺言でノーベル賞を設立した。
ノーベル財団とノーベル賞
詳しくはノーベル賞の項目にて