ピクシブ百科事典

イグノーベル賞

いぐのーべるしょう

1991年に創設されたノーベル賞のパロディー

1991年「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるのを目的として創設された。
名称はノーベル賞創設者のノーベルに、否定を表す接頭辞的にIgを加え、英語の形容詞ignoble(恥ずべき、不名誉な、不誠実な)にかけた造語に由来する。
公式パンフレットにはノーベルの親戚と疑わないIgnatius Nobel(イグネイシアス・ノーベル)という人物の遺産で運営されているという説明も書かれているが、これはノーベル賞にちなんだジョーク。
ジョークパロディまみれの授賞式(後述)や、授与対象の馬鹿馬鹿しさなどから、この賞を受賞することを恥や不名誉と捉える者もいるが、時に良い意味でのバカな偉業を称え、時に一握りの権力者による愚行に対する痛烈な皮肉を込めるなど、上記の通り「考えさせてくれる」ものこそを授賞対象としており、単なる悪ふざけでは決してない。
事実、「足のにおいの原因となる化学物質の研究」や「パンダの排泄物から採取したバクテリアで、台所の生ゴミを90%以上削減可能な研究」は、よくよく考えると物凄い大発見であり、今後の研究次第では人類や地球環境のさらなる発展に寄与する可能性もゼロではない………かな?

授賞式

毎年10月にハーバード大学のサンダーズ・シアターで行われる。ノーベル賞では式の冒頭でスウェーデン王室に敬意を払うのに対して、イグノーベル賞では、スウェーデン風ミートボールに敬意を払う。受賞者の旅費・滞在費は自己負担で、受賞式の講演では、聴衆から笑いをとることを要求される。
スピーチ中、制限時間が近づくと8歳の少女がステージに現れ、「もうやめて、私は退屈なの」と連呼するが、この少女を贈り物で買収する事によって、スピーチを続けることが許されるが、贈り物だけを持ち去られてしまうこともある。

日本人の受賞者

これまでに25回開催され、そのうち19回で日本人の受賞者を出している。
主な受賞者は以下のとおり

神田不二宏
「足のにおいの原因となる化学物質の研究」で1992年医学賞受賞

柳生隆視
「噛んでいるガムの味で人の脳波は変わるのか」で1997年生物学賞受賞

横井昭宏・真板亜紀
たまごっちの開発により、数百万人の労働時間を仮想ペットの飼育に費やさせた業績」で1997年経済学賞受賞

馬渕清資・田中健誠・内島大地・酒井里奈
「バナナの皮を踏んでしまった際の、バナナの皮の摩擦係数の計測」で2014年物理学賞受賞

木俣肇
キスアレルギー患者のアレルギー反応が減弱することを示した研究」で2015年医学賞受賞

東山篤規・足立浩平
「前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく見える『股のぞき効果』を実験で示した研究」で2016年知覚賞受賞

pixivに投稿された作品 pixivで「イグノーベル賞」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 564

コメント